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基本的に憂鬱。暗い感情しかない奴らに会わなければならない苦痛。駅の待合室に太もも剥き出しにした、かなり短いスカートを穿いた女性。女子高生かな。凄く暑がりなんだろう。確かに太ももまで剥き出しにするとだいぶ涼しい。そのうちスカートも止めてTバックの下着など穿き出すかも知れぬ。それも表現の自由の範囲内であろう。

仕事。疲弊に次ぐ疲弊。それなりに長く働いているがまともに会話したことがないからひたすら得体の知れない連中としか思えない。誰とも会話することなく黙々と仕事。陰鬱な気分が続く。うんざりする。猜疑心の塊みたいな上役ども。信頼関係などない。上役がそうなんだからこっちだって信用する義理はない。自分をゴミだと思っているような連中を好きになるわけないし、好かれたいと思うわけもない。そういう時期はとうに超えている。もう何と思われようがどうでもいい。他人がどう思うかより、自分がどう思うかで生きていかないと結局損するだけと理解。昔から初対面の人にも馬鹿にされやすく、嘗められやすい。自分でその辺はわかってる。店の店員とか同僚とか顧客とか通りすがりの人とか。全ての人に見下され侮蔑されるだけの存在で、誰も好きにならないし誰からも好かれることなんてない。どうせいつ死ぬかわかんないんだし、全部どうでもいいと言えばどうでもいい。怨念みたいに怒りだけが湧いてくるが、これを抑えるので精一杯。理不尽なことは仕方ないと言い聞かせるが、一生こんななのかと思うとやり切れない。

昼。マックでメシ。

仕事終わり。定例の精神疲弊ツイート。楽しいこともなく嬉しいこともなく。不愉快な時間が延々と続いただけであった。なんか卒業式で良く歌うやつ、光だか希望目指してだか歌詞にあるやつを思い出した。あんなのは全部嘘で、実際には未来には地獄しかない。子供たちにきちんと教えるべきだ。むやみやたらと未来には光がとか希望がとか言うべきではない。未来には苦しみしかないし、日々は終わらない地獄、他人に見下され侮蔑され気持ち悪いものとして排除される地獄でしかないのだ。希望の歌を止めるべき。地獄の歌を歌え。そんなことを仕事終わりにトイレに座り下半身を露出させながら考えた。不毛過ぎる。

職場近くのカレー屋でメシ。ささみカツカレー。ごはん少なめ。ヤフーニュースのコメント欄で明らかに錯乱した人物が書いたとしか思えない乱脈な文章を読んで笑う。意味はわからないが妙な迫力は感じた。

本屋に一瞬立ち寄る。文庫コーナーをうろうろした。特に買いたいものがなかった。

電車移動。両手に杖を持っている男がやたらとウンショヨイショウンショと言いながら歩いていた。「調和の霊感」を最初から聴く。ヴィヴァルディは後年になると自己模倣が酷くなりどれを聴いても同じような曲になっていくが、この作品3はまだ多様性に満ち溢れている。素晴らしい。

乗り換え。混んでる路線。スメタナの弦楽四重奏第1番を聴く。「ローソン短編集」を読む。岩波文庫で30年以上前の本。確か地元にいたときに小さい古本屋で買ったものだった。なぜ買ったのかはわからない。ローソンに興味があったわけでもない。今もそんなに興味はないが……。なぜか手に取り、多分100円か、もっと安い値段だったのかも知れないが、この値段なら買っておくか、となったのだと思う。以後、たまに取り出して全部読まないで1篇か2編読んで元の場所に戻す、ということをしている。

帰宅。Amazonで注文していた吉行淳之介編「奇妙な味の小説」ブルトン編「黒いユーモア選集」が届いた。

今日は外国物のゲイ動画。全裸で横たわる白人(自己紹介でオーストリア人だと言っていたが……)がオイルマッサージされ、最後はシコシコされて気持ちよくなってしまうという動画……。外国人のチンポは大きいというよりスマートというか、形がすらっとしていて美しい。色も薄い。濃い目のピンクと言う感じで。「可愛い可愛い」と俺はいつも通り連呼していて。チンポを気持ち良くする作業に従事した。外国人の男の子に多い印象だが、ケツ毛が非常に濃いのが記憶に残った。

台所の給湯器で頭を洗い、風呂桶に湯を入れ、タオルを濡らし体を拭く。

「マシアス・ギリの失脚」を読む。


(了)

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