モグラ研二の日記
モグラ研二
2/15 2/16 2/17
2/15
主に仕事。疲弊が続く。相変わらず居心地の悪い職場。
暗い連中ばっかで嫌になる。ムードメーカーが欲しいところ。
昼はラーメンと餃子。
特筆事項はないがカーディガンがどっかに消えたことが痛い。
寒さがやはり強く感じられる。
いつも休憩してるとこでツイッター見る。
ツイッターで共産党支持の人とか、共産党のコメントをリツイートしている人が複数人いて、すぐにフォロー外すかブロック。
共産主義自体にアレルギーは特にないが、日本共産党については原発デモのときに何にも知らない小さな子供たちに脱原発の歌を歌わせているのを見て、それ以来、なんだよ、スターリン時代の「ピオニールは樹を植える」と変わらないんじゃないか、と思い、拒否反応がある。応援している人々は子供の政治利用を是認しているのかと。それだけ。
自分は政治系のツイートはしない。政治的な対立とかも興味ない。だって右も左も腐ってるし、文句をぐだぐだネットで言ったところで何にも変わらない。文句ツイートが溢れてるってことは、この国の人々ってまだ絶望してないんだ、と思った。
ただツイッターでの政治系ツイートはマーケティングというか、ステルスで票集めしてる連中ばっかりだから基本は信用してはいけないわけだが。
しかし、文句言う人が多いのは希望がある証拠。良いことだよね。
俺は文句言う気も起きないけども。一回全部死んだ方がいい、くらいにしか思ってない。自民から共産まで、利権屋しかいない。保守とか革新とか言ってるけど全部ビジネス優先の奴らばっかで何の期待もない。応援もするわけない。死ねとしか思わない。それでも、選挙は行ってる。行けるときは。駅前で演説してる政治家が殺される話は何回か書いた。読んでる人はいないだろうけど。
そもそも十代でもない、いい歳した大人同士がギャアギャア言い合いしたところで、お互い「自分が絶対正しい」と思っているんだから、意見を変えたりするはずがない。お互いに不愉快なだけだろう。炎上とか、あれはマーケティングなんだろうが。
疲弊して仕事を終了しすき家で豚丼を食う。隣の奴が飯を出されても何も言わず無言で受け取っているのが気になった。「どーも」くらい言ったら、とか。いい歳したおっさんっぽかったが。まあ、どうでもいいけども。細かいところが気になってしまう。距離が近いからだろうな。隣の席しか空いてなかったから。ほんとは座りたくなかった。猫背で表情がなくスマホで良くわからん動画を見てる奴だった。目がキツネみたいで、人殺しとか平気でやりそう、とか。
電車で「マシアス・ギリの失脚」を読む。相変わらずクリアな文章。Amazonの☆1のレビューで冗長と書かれていたけど、これで冗長と感じるって、やばいな、と思うけどな。けっこうコントロールして書かれているでしょ、これ。サクサク進むエンタメばっか読む人だったのかな。
電車の、開かない方の扉のところで読んでたら、乗り込んできた、なんか若い女とおっさんがすげえ近くでべちゃくちゃ話だして、女は就職がどうのと。東京で就職するかまだ決めてなくてと。近いのはなぜ?と思ったが、俺の存在を単に気にしていないだけらしい。軽く殺意が湧く。殺意を抑えるためにシューベルトのピアノとヴァイオリンの「幻想曲ハ長調」のフィナーレを聴く。素晴らしい曲。でもチラチラ若い女とおっさんの話し声が入る。なんでこんな近いの?ってくらい近い。俺のこと全く見えてないんだろうな。気にすると殺意が湧く。気にしないのが大事。でも気になった。最後は二人を避けるように電車を降りた。
コンビニでビールとジャンボフランク購入。帰宅。
ツイッター。フォロワーが数人減ってた。キモイから逃げられたんだろうな。別にいいけど。何かを期待してフォローしてたのかなとか思うけど、何を期待しているのだろうか。俺の書いたもの読めば、なんも期待できないことは明らかだろうに……ご愁傷様としか言いようがない。
2/16
朝すでに疲弊。仕事。
通勤電車。すみませんと宣言して激突してくる女。こんな奴ばっかりだ。軽く殺意湧く。電車は混んでない。ここを通り抜ける意味合いが、俺にはわからない。まじないか何か?
ドア入ってすぐの、通路の真ん中でふらふらしながら立ち、何やら紙を読んでる男。不気味だな、とか。
席は空いているが座らない。他人と接したくない。
この客死んでるって言葉を日常的に使っている上司。普通にやばいと思うが……。
疲弊が進行。とにかく疲れた。
馬鹿にされ見下されて過ごした。優しくして仕事を肩代わりしたがグチグチ言われ二度と優しくしないと誓った。殺意しかない環境。殺人事件がなぜなくならないか、素朴な形で理解。
みんな嫌いというか、自分って世の中に好きな人も尊敬する人もいないんだな、と思う。
好きなのは死んだ人や死んだ人の遺したものばかりだ。
苦しみだけが後どれくらい続くだろうと考えながら死んでいくんだろう。
カレー食って帰る。
電車移動。
また近いと感じる位置に若い女。すげえ目を見開いてスマホを見てる。怖い。電車は空いているのになぜ?こんな近い?最近の流行り?いや、コロナ禍だからってわけじゃなく、意味がわからないのだ。知らん他人に近づかれたら嫌じゃないの。男女問わず。他人を気色悪く思う文化がないのだろうか。俺にはただただ不愉快にしか思えず。殺意が芽生えそうで。混んでるなら仕方ないけど、そうではないのにな。本当に意味がわからない。どっか行け!と強く願うと次の駅で降りて行った。安堵。永遠に消えて欲しいと願う。
電車移動。
カレー少なめにしたけど胃もたれ気味。やめれば良かった。
ロッシーニが12歳くらいの時作曲した弦楽ソナタを聴く。
帰宅。
疲れた。癒しがない。
風呂がぶっ壊れているのでキッチンの給湯器で頭を洗う。
2/17
朝。まあ疲弊していることを、起きた瞬間に実感する。
狭い駅階段で前方の小さい女の歩く速度が妙に遅くイラつき、抜いてみれば案の定、歩きスマホ。歩きスマホでムカつくのは絶妙に歩く速度が遅いこと。後ろに人が詰まっていると気づかず何かに熱中する姿がめちゃくちゃ気持ち悪いしムカつくし朝から殺意がみなぎる。無防備な歩きスマホ女の後ろ姿に蹴りを入れたかった。もちろん法律違反だからやらないが、合法であるならもちろんやるだろう。みんな他人の命とかどうでもいいと思ってるんだから、歩きスマホする奴は好きに殺害OK法案みたいなのを制定すればいいのに。変なの。
電車移動。辛気臭い電車内。死んだ魚の目をした人々。スマホ凝視。
緑色に髪染めした男が前に座る。俺は吊り革。最近の流行りなんだろうか。オシャレは全くわからない。自分みたいなのがオシャレするとか無意味というか滑稽なだけだから何の興味もないのだ。
乗り換え。他人が邪魔。障害物にしか思えない。やたらと俺だけが避けてやっていると思ってしまう。とにかく邪魔。今日は精神が荒んでいるのか。いつものことだろうが。
仕事。疲弊。昼メシ。
日高屋に行ってカウンター席座ったら他も空いてるのに隣に座られた。スマホ凝視イヤホンのおっさん。店員のねえちゃんに何も言わず見向きすらせずに食い物を受け取る。スマホ凝視。何を見てるんだろうか。ドラマらしいが、こんな人間味の皆無な奴がドラマ観て理解できるのか。人間の感情や機微を?よくわからないし隣に座られたのがとにかく不愉快だった。
中華そばと小さいチャーハンと餃子のセット。さっさと食ってでた。
カクヨムにこの日記を転載したところ応援コメントを頂いたので返信。自分はこうだった、というコメントは本当に読んでくれて、何かしら感じてもらえたのだな、と実感できて嬉しい限り。
仕事。疲弊が進行。
仕事終わり。ツイッターに定例の精神疲弊ツイートを投下。
トイレでおしっこする。座りしょん。
あたたかい便座を感じながら、ふにゃふにゃ状態のペニスに触れながら、今日も陰鬱で、別に楽しいこと嬉しいことなど何一つなく、殺意がメインだったと、思い返す。
仕事場を後にしてカレー食う。マイカリー食堂。
電車。駅が寒すぎる。
オネゲルのパシフィック231を聴く。ツイッターでも表明したが素晴らしい曲。
乗り換え。電車。座れず。譲り合いの精神などこの世界に存在しないとわかる。だから譲り合いの精神とか小説やなんかに書いてる奴は大嘘つきで単に人類を美化したいだけでしかない。人類を美化することは自らの美化にも当然繋がる。吐き気がするほど邪悪な行為だ。そしてスマホ凝視。とにかくスマホ凝視が時代を象徴。そういえば前に歩きスマホしてる女が後ろから刺されてそのまま服を剥ぎ取られレイプされる話を書いた気がする。そういう気持ちは常にある。俺はゲイだから女とはやらないが。
カバレフスキーの交響曲第1番、サリエリの序曲集を聴く。サリエリの序曲集はなかなかいい。深みはないがメロディが泉のごとく溢れていて才気を感じる。わざとらしい短調への転調もなかなかいい。安っぽいけど、それが味わいかも。
カレー食ったが今日は胃もたれしない。トマトクリームカレーだからか。
週末ぐらいはまともな風呂に入りたいので風呂施設の宿泊予約をした。カプセルホテルだけども。食堂がある。
電車降りる。
コンビニで丸ごとイチゴを購入。
帰宅。
あまりにも鬱々としているのでお気に入りのゲイ動画見る。毛深いケツを晒して叫びまくるおっさん。可愛い可愛いと俺は連呼。食い入るようにおっさんがケツ穴をガン掘りされる様子を見る。1日が終わる。
(了)
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