2日目

朝の朝礼で今度は左手の爪を一本一本はがされている


ナンバー0557は昨日より覇気がなくなっているように思える


なんというか…目が死んでいるといったほうが分かりやすいであろうか


昨日爪がはがされていた右手は真っ赤に血で染まっている


泣き叫ぶ声が朝礼をする体育館のようなとこにこだます


所長はなにごともなかったかのように話をする


囚人たちの中でも新人は戦慄を覚えただろう

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