第2話
#Rūche salut!
忙しそうに、高鳴るオーブン。
店内に、焼きたてのパンが並び始めると、
沸き立ってくる、苦味のありそうな、香り。
ケーキのショーケース横から、ふざけて、
シェネをすると、猫のチグラが、
不思議そうに、わたしを見る。
コッペリアのリズムに、
わたしは、心が躍り出す。
少し、緊張しているけど、
とっても、ワクワクする。
ママがチグラを抱っこして、手を振って
送り出してくれた。 また、後でね。
行ってきます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます