第ⅩⅩ章覚醒の白魔導士VS目覚める闇魔導士
ソレは眠っていた。心の奥底に。横浜港近くの元町中華街の公園のベンチに横たわっていたジェラフバルト卿が公園の水を飲みけんきが目覚める実感とかつて、5龍神が1人の白魔導士を前に権能を奪われたのを知っている。
「ヴァイパーの圧を感じる。どうやら彼女と逢ったらしいね」
ジェラフバルト書72柱の悪魔はこの地上に遺されても残滓がない。渡邊ジュリア1人と自分が去って以降の文明が築かれた世界で彼女だろうとの推測が建てられた。
その頃、横浜港の港では激しい戦闘でエナコがヴァイパーを追い詰めて、元より覚醒状態という切り札を隠してるこのエナコの威力にヴァイパーが抑えられている。
「
「チーターはチートやねんかい!?ド”リャ”ァ”アァ”ア”ア”ァ”アァ”ァ”ァ”ッ」
比べる比がない。この白魔導士は長らく行方知れずにヴァチカンが5000年も匿っていた事実というのが面白い。しかし、こうして姿を見せたのはよほどの事情である。
「マジでしょうもねぇなぁ!?」
「
ヴァイパーの長剣がエナコを抑え込む。龍の顎を打ち砕く龍を滅する神速の抜刀術。星が堕ちるその様の剣戟。埠頭が爆風で吹き飛び、間欠泉のように横浜港の水が蒸発して温かい。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
咳き込んで咽返すエナコ。湶2本の骨折。脇腹の痛み。錠剤の切れ目か。けんきを産んだ実母ニュイ・ソシエールはジェラフバルト卿の実姉であるニュイ・フランヴェルジュ・ド・ヴェスタニエの血を血いだ魔女の子。ニュイ・ソシエールから第Ⅰ魔法・第Ⅱ魔法を学び根源や起源に至ったものは魔導士としてはほとんどに過ぎない。だが、一部として白魔導士になることもある。
「どうした?」
「ほんとクソな質問だな?野菜は美味しくって食ってるだろうがよぁ!?野菜はマズいのは喰えないだけで肉なんだよ!?俺は肉が好きだ。マジで死んだ方がイイ?肉に相性がいい美味しい野菜なら食えるってんだろうがぁよぁ!?あ”ぁ”、マズい。私は・・・この感覚心が脈打ってるな」
エナコは血を拭って腹が痛むが起き上がってそして深呼吸して息を整える。5龍神の封じられた厄災の能力をエナコは集中した。
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン心臓の鼓動が早く脈打ち神を超える白魔導士は自分1人だ。
「この震動は!?」
「ジェラフバルト卿!?」
船に乗り合わせていたジェラフバルトが扉を開けると海域が渦を巻いて嵐が荒れ狂うう海の大しけだ。
ヴァイパーの長剣の動きの軌道1つ、1つが完全に読める。エナコの
「・・・・・うおwwwwwwwwwww」
ヴァイパーの船から岩礁に飛び、ジェラフバルト卿≠けんきはその深淵である黒が呑み込む。
「
世界最悪の名高い黒魔導士に白魔導士のエナコは久しぶりに顔を見上げた。
「
ヴァイパーの長剣にエナコは封じられていた部分を解放して5龍神の自身が喰った焔・水・地・風・雷の龍神のかつて災厄を齎したエナコは決意を固めた。
「随分と本気じゃねかぁ!?」
「僕の出る幕はないとはいえ、この事態に乗り合わせたのが不運だ」
黒髪の青年ジェラフバルト卿であり、けんきである。
「12000000年も変わり映えもしないねぇ。結局ははんじょう頼み。エンバコ?エナコ、僕はね黒より井でし者なんだよ」
黒魔導士ジェラフバルト卿。魔法の父であり、白魔導士とは対を為す存在。
「
強力過ぎる魔力の瞬間解放の白の姿。ガラスの白亜に輝く原初の魔法の顕現。
横浜における魔力値がロストして全員無力と化す。黒魔導士が誕生した仔の厄災に立ち向かうのにアトランティスの宮廷魔術が用意したのが白魔導士。
エナコは全身輝くガラスの白さと大型の盾と無数の剣がミラーとなって鏡面に反射する。ジェラフバルト卿も厄介と判断したのか、揺れる岩礁に手を抑え込みその衝撃波は横浜を震源に大津波が400m級の津波に
(KGUの臨時出張版の業務だ。まぁ、星川に頼まれりゃこ問われえねぇさ。断れねぇさ。んでよぉ、この大規模な津波は?関東が崩壊するか。それを俺に頼むか。凍らすことができる魔柄に頼めよ。今は名を改名して白宮家初代当主の白宮応神。しかしまぁ、こんなの馬鹿げてるぜ、災害級のディザスタークラスだ。大津波ねぇ)
その腕にはCODE:EMPERORと刻まれてる。KGU史上最強の5人の創設者の1人天神幽は長い黒髪をゴムで結びサンダル姿で恐れや恐怖という感情はない。
「・・・・・・・ッ
一瞬の出来事では分からないが大津波は蒸発した。天神幽は後にKGUに続く。織乃坂友禅が元町公園のふ頭にいるのは、急激な覚醒で衝突する白魔導士と黒魔導士。ジェラフバルト卿は”黒”その腕に込められてる黒を解放すると、エナコは胸を押さえギリギリであったがその抑え込んでる解放のドラムが胸が高鳴る。
「まっーたくよぉ、実に久しぶりじゃねぇかぁ!?アトランティス以来だな。娘のガワをレンタルしてるだけってのも変な意味だな。娘は狩りてる。私が白魔導士で龍神の尊重を奪った。白魔導士はじめました・・・・名はティグル。エナコという娘はこっち側の門だ。私が顕現できれば、OKだ!」
アレーッ!?この息苦しい覇気を纏い、全身白に輝く者。ジェラフバルトは黒の魔法で応戦するがティグルはその黒を吸収して白の無数のミラーが反射して、横浜港の一件が配信に乗っていた。LIVEとして横浜港の件をMURASHUGAMING不在の状況でどうするかStylishNuubeとMarlinsの2人は4皇の1人で、ヴァイパー・ベルセリア・ロスチャイルド・アークホーンと死闘を繰り広げていた。
「赤い
剣が盾となりあらゆる物理が無効化される。ヴァイパーの毒蛇の剣戟と、B.E.S.P.O.×910incの双頭の一角の皇。
ティグルは血を拭い、エナコにモードを切り替える。ジェラフバルト卿≠けんきもアトランティス以来の魔法の戦い戦闘シーンは画力が追いつかない神作画のハイクオリティーアクションシーンだ。
「”想いの
「⁉」
”白”は無と化す。虚無の輝き。喰らってきた龍神の想いが金色の炎と化して双竜拳が黄金の釼がけんきの3つの心臓を突き破る。
「ゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
けんきは心臓3つも突き破られて血が飛び散った。ジェラフバルト卿が膝をついた。エナコも自身のガワに宿る白魔導士の白皇が暴走で自分とは分離しているが、覚醒の影響でもう止められはしない。
「MURASHUGAMING?あ”ぁ”、思い出すな。私がその黒を穿つ。白だ。白魔導士ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサーはここに帰ってきた。”エナコ”娘大儀である。この首は死んでも渡さぬが故な」
正真正銘大魔女。白魔導士ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサー。ジェームズⅠ世の娘の子孫であるスペンサー家はこの6000年間をティグルという白魔導士は、SummerSplash!してきた一番の厄災は海より来る。
「なるほどねぇ、僕は見謝っていたようだ。Vtuberを狩る荒らしの君たちは誹謗中傷やファンの人もそうだけど、僕は荒らしと戦う。まったく僕は荒らしが嫌いだよ。」
「荒らしが増えようが、大事な家族の一員だろ!?アンチは味方だぞ。やれやれ、自由なる遺志を紡いできてこれか、言っとくけど、表向きでは死んでるが裏向きは生きてるって言うそう言うのがめっちゃハワイア~ンだぜ、これを陰謀論や捉えても吐き間違えなくてもいい、事実だ。都市伝説やデマじゃねぇ、表向きでは自殺・事故死・追放・処刑とあるが裏は違う。裏ではこの自由なる焔が揺らいでる!?」
「なるほどぉ、ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
ジェラフバルトは起き上がって全身から黒の瘴気が漂う。ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサーはエナコという娘を借りてる。
「もう、終わらすぞ」
空気が変わる。けんきの覇気が解放するこの魔力量が上回る。
―――――土井純一国葬――――――
横浜港とは同時刻に進んでいるのが土井純一の葬儀で焼香しに来たくるるは土井純一の遺影と棺に向かって握りしめた焼香の灰をばら撒いた。
「クソォ!?」
戦国の覇王と知られる織田上総守信長をオマージュした感じだ。くるるは大粒の涙をこぼして棺に眠る父であり、祖父である土井純一に遺灰をぶっ放して会場を出ていく。
くるるは後に人類最後の希望としてこの2060年、くるるはなぜに聖剣を扱えるようにそれは星川サラがニコニコ13拘束議決解放をくるるに授けたからだ。
父、祖父でもある土井純一の遺志を継ぎⅢ代目VOLTROOMES社長に就任してⅣ代目MURASHUGAMINGのオーナーとしてくるるにこれから星川サラ自身の聖剣の鞘を抜き剪定の岩場にて正式に戴冠し終えたくるるの話は後日に。
話を横浜港に戻すと、大規模すぎるほどの横浜港一帯が大荒れにクレーターが空いた。
白魔導士に覚醒の暴走は止められない。ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサーは厄災は海より来ると伝承は遺されているが、ジェラフバルト卿は傷口を塞ぎこんで立ち直っているが、それだけとはどういうことか?エナコはガワを提供しただけで本来のティグルと呼ばれる魔導士は秩序・調和の盾である。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
ジェラフバルトにとってこれは脅威であった。横浜港のこの急激な上昇する異様な覇気に白魔導士ティグルは誰にも止められない。
「眠っていたのは間違いだ」
その手に握るのは白い輝きの無数の釼が宙に浮かぶ。ジェラフバルト卿のけんきの心臓が潰されて黒魔導士は絶望の深淵の奥に狂気が身を包む。
「
その拳は伝説の黒魔導士の拳世界に衝撃を走らせ黙らせる腕。吹き飛ばされる艦隊と船が宙に浮かび心臓に手を抑え込んでいるが、闇の鼓動が聴こえる。
「
白の鏡面が反射する。この2人の激闘は決着がついたのか?
くるるは遺骨となった土井純一の骨をMURASHUGAMINGの中庭の桜の木の下に埋めた。
「母さんと寝てな」
「おい、くるる?マジな話を言うけど・・・聖剣の覚悟は?」
「私が父の遺志を継ぐ」
「私はアーサー・ペンドラゴン直の血を継ぐ子だ。私の血父はイギリスで代々アーサー・ペンドラゴンアルトリウス将軍の血を継ぐ伝説の円卓の騎士のキャメロット王の遺伝子が流れてる。獅子心王リチャード・ザ・ライオンハートの子孫が私の父の先祖だ。故に聖剣は私の鞘となりて、心だ。」
「ジェラフバルトを討つ」
ここは新横浜市のMURASHUGAMINGのオフィスとして使われていた現在は無人の廃墟と化したテラスだ。テナントにVOLTROOMESがはいってる。
くるるの背中を見た星川サラは杖をついて、その覚悟の真意を見届けるかのようにこういう。
「なら、私と戦え」
「ん?戦えってどういうことだい?師匠と差しでか?」
「まぁ、聖剣ありきでヌキ処の喰ったばぉすぞ!?」
ENYCOLLAR初代のマスターであの白魔導士ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサーと黒魔導士ジェラフバルト卿とも引きを取らない希望を抱く星の生まれである星川サラが聖剣をその鞘から構える。
新約聖剣伝説13
これが星川サラの本来の能力を上乗せして円卓の聖剣を構える。
「弟子、馬鹿弟子よ、くるる?お前に教えられるのはここまでだ。まぁ、聖剣ぶっぱなしでガ”チ”イ”ク”ッ”で文句言うなよ」
「師匠の下20年間も学んできたんだ。手癖の一つや二つ覚えてるよ」
初代ENYCOLLARの組織を設立して日本という島国・アジアを代表とするVtuber・YouTuberタレント事務所・養成所の初代マスター・星川サラの聖剣が輝きくるるは固唾をのむとMURASHUGAMINGオフィスの冷蔵庫に冷えたビールを取りに来た
「くるるじゃねぇか」
「あくタン!?」
「その呼び名は止せよ。仮にも俺は紅白歌手だぜ。格が違うんだよ。まぁ、オヤジは天月BBAは湊あくあの長男だからな。世間じゃ公表もできねぇが俺は湊あくあと天月との間に生まれた子供だ。間違っちゃいねぇさ」
見た目40代~50代で黒髪にアイコスを吸う黒髪の壮年の男性がギターを担ぎローブを被りサンダル姿で8月の猛暑は長島スパーランドの営業とフジロックからの帰りに立ち寄った。
「見ているだけだ、くるる?オヤジは強かった。純の子だから、純みてぇな強さを魅せろ!?」
「チッ、わーったよ」
くるるは深呼吸してイメージする。
くるる自身RUSTのモードの心意気が覚醒の炎を灯す。
キンキンに冷えたビールを飲みながら青いレスポールのエレキギター片手にニコニコ組曲や懐かしい00年代~10年代のボカロを演奏する湊天凜月。
「俺だって親の記憶はない。湊あくあってのはりんこだ。りんこと天月が同棲して6年間も秘匿していて6年目にして妊娠発覚で産まれたのが俺だ。いろいろと矢面に立つのが邪険だったんだろうなぁ、天月は親父は俺が生まれてすぐにアメリカに移住して母さんは俺含めて兄弟や姉妹が20人いるよぉ、俺は・・・・蛇足だ。湊あくあが天月との間に俺を産む前に
キンキンに冷えたビール片手に呑みつつ星川サラとくるるの勝負が始まる。
「10000000年間も1度も負けてもない、無敗の私を侮るなよ。まぁ、20代で止まっている私にとっちゃくるる?本気で来いよ。王手に着手だ!?」
「冗談ですヤン、師匠の指導を受けてきたんすよ。」
最高に楽しい6分間だ。くるるの意地が焔を示す。
詠唱が始まる。星川サラの聖剣が輝きを増す。
聖剣が13本。星川サラは純白のコートに王冠を被り、 それは神の愛。隣人を愛する。
――――――――ッ!?くるるは避ける。ポテンシャルは両親譲りだ。
くるるは聖剣を自身がイメージするのはニコニコ生放送で活躍した19年間を頭に固定。ニコニコでは数救えないサービス開始時から続けてる生主で女子では唯一だ。
第Ⅴ魔法を最新魔法に再固定。第Ⅵ魔法の切り替えだ。
「Time, by redeploying the VIth magic, I have fixed my consciousness in time.Winds of the heavens, tears of the earth, and the thoughts of the people, our ancestors have woven their will.」
くるるは常人を超える。これは進化の先に超越するトランザムであり、長い黒髪の150㎝のくるるだが175㎝の蒼い髪をした超の状態にスーパーくるるとしてその能力の覚醒がニコニコ13拘束を解放する。
ぶつかり合う2人の聖剣を川村大介はビールを飲みながらアイコスを吸う。
「真星に集う《エクス》約定の希望の
「人類の《エクス》想いを抱く勝利の
ぶつかり合うこの衝撃の立会人としてちょうどその頃清水美紀も訪れた。
「みけねこ私の第Ⅵ魔法の事かい?なんせ、気にすることはない。私もMURASHUGAMINGの一員で来ただけだ。910incのクラーラとの戦い、レイズネクストとの戦いに巨大地震巨大津波に警戒しなくちゃ・・・・私は土井純一の遺志を受け継いで人類に希望を与える」
「この2人を見てどう思う?」
「期待が持てる。私も今回の件は呼び出された側だ。無敵女王の異名を持つ星川サラの愛弟子だ。本当に圧倒的な強さだ。まぁ、くるるはそんな彼女の下20年間も現場で育ってきた」
冷蔵庫のライフガードを呑みながら川村大介と清水美紀はくるるが覚醒して聖剣を振るう姿に動じない無敵女王の星川サラは攻められても、責められて、華麗なる防御にも徹する戦略がずば抜けて天才的な戦をしているのが星川サラである。
「私は全力でサポートはしない。なぁぼうよぉ、無敵女王の名が泣くぜ。カルビはバーキン3個喰うてデブってんだろうがぁ!?くっ、私の聖剣は制御効かねぇんだよお。くるる、純の子供でガッチガッチに土井純一の子供としてではなく1人の女として見ている。覚悟しろよぉ、テメェ!?」
「だいたいは予想範囲内だよ。アンタは10000000年誰も1度も負けてはいない。絶対的勝利の無敗無敵女王。165cm53キロ級の天才少女に私は学んできた。私も公式戦では137勝だけどな、馬鹿にするなよ」
この2人の異色の覇気が黒と赤いのドス黒い覇気がぶつかり合うのを清水美紀はライフガードを呑みながらこのLIVEをみている。
「白魔導士には勝てる。ジェラフバルト卿の黑が目覚めようとしている」
「だろうなぁ、2060年人類は明らかに敗北する。AI監視社会・VtuberによるそれはAIジーザスが神として定める人類の隷属と家畜。それは新しい生き方でって新しい生命だ。人類の種は潰されてんだよ」
「貞方怜那博士の手によって
「流石だね。美紀は。人類はまだ負けてもない。星川サラは唯一のVtuber・AIやAIジーザスに蘇った旧時代の神を喰らい、殺せる。くるるはそんな彼女の下約20年間も生きてる。」
会話する清水美紀と川村大介は2人を見届けてオフィスを後にする。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
アレーッ!?くるると星川サラは互いに魔力切れだ。しかしこの聖剣の儀礼を済ませて星川サラは行方を晦ます。
―――――下総国館山市山中――――
ここは館山市の山中の秘境。ポツンと1軒や。すき家のタンドリーチキンカレーとバーガーキングのバーキン2個を食べながらラジオを聞いてる鷺が1匹。
「師匠、ここに御出でなされたのですか、どうですか?師匠の好物」
「心鶴か」
「情報は受けてる。」
青鷺がタンドリーチキンを食べながら心鶴は彼に用があった。
「師匠?いや・・・魔聖王匡生真君。今日は大事な話でお伺いしにまいりました」
「ななな・・・・ななな・・・・なんだい?」
「MURASHUGAMINGの件です。VOLTROOMES内の新横浜拠点から帝都に移転します。帝都東京奪還防衛制圧戦に命を賭けて我々が挑みます。」
「だろうなぁ、悩めばイイっ!?どうなの?戦争は?生き残った人口は僅か45数名程。かつて1億2千万人が暮らしたこの日本もついにジェラフバルトの手に堕ちた。そろそろ、k4senが戻ってくる頃合いだな、心鶴」
「俺もしばらく振りだ。争いにはもう干渉しないと決めていたのだが、心は変わった。準備出来次第、MURASHUGAMINGに集まる」
「それは大変うれしいです。」
心鶴は魔聖王と話しを済ませて帰還しに行った。
その頃、覚醒した白魔導士のティグルは4皇の首を狩りに向かっていった。ジェラフバルトも制御できないと分かっている。
(天の
ジェラフバルト卿は脇腹を抑えて、元町公園のベンチに横になり闇が日々日々に溢れ返ってくる気がする。
緊迫する2060年・・・・遅れてやってくるヒーローがMURASHUGAMINGに貌を魅せる。
次章―――THEk4senComebackHero―――――
白魔導士ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサーは帝都に向けてその旅路が復讐の焔の血で固められる様になる。
2060年より60年前・・・・2000年
k4senは当時の
当時のk4senは15歳だ。
「釈迦さん!?今は攻めても無駄ですよ!」
「小僧?俺の従者で良く14日間も付き合わせてくれたのを忠義に感じる。でもなぁ、みけねこ小僧は戻れ。だろ?ひなた」
「まぁ、それは言えるわね。まぁたそ、アンタの命に保障はもたれない。私はこの現代においての使命を果たす。第Ⅴ魔法の真の実力を思いださせてやんよぉ、マーボー、ヤンマーッ!?」
「それは明らかにこの状況見てもか?指輪は『王』残すのみ!?その継承者は・・・『王』は歴代の遺志が1つの集合体と化したそれは遺志そのもの」
「小僧は口塞ぐぞ。イイから、見とけ。加藤ひなたの超が超えるその先に獣神化したアイツを。」
釈迦がアイコスを吸いながらレッドブルを呑んでるのをk4senは見ているだけだった。加藤ひなたはこの頃初代MURASHUGAMINGオーナーとして銀河の誕生から太陽系の形成地球から距離と時間を量って何億光年もその時間と魔力のエーテル値が清代までの逆回転であらゆる惑星の創世光年原始宇宙の失われた『紅』加藤ひなたは蒼い髪をして、フードから見ても分かるが成人をした彼女はボロボロの年代もののダメージジンズにユニクロの市販されてるUTを着てビーチサンダルでこれが魔法による獣神化。k4senはこの時初めて見たのが衝撃であった。
「刺激が大きすぎたか、ガキにゃよぉぁ!?アイツ『王』の指輪か。これでみけねこの馬鹿をぶん殴りに行けるぞ!?」
「気を抜かすなよ。ひなた」
「・・・・・・・」
k4senは60年前のことを飛行機に揺られながら夢を見ていた。
日本の羽田空港跡地に着くまでk4senは眠っていた。
現在75歳のk4senはこの60年間で土井純一共に戦ってきた。
MURASHUGAMING最後の1人にして後にくるると出逢う前までは。
反撃に出る人類。
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