第4話パチ屋午前9時Don't be late(地域差があります)

君はどこでパチを打つ? 

マルハンそれともガイア?


「バスを使ってまでパチンコ屋に来るのは末期症状のような気がしますわね」


「大手チェーン店は意外と大型郊外型が多いですから真面目に狙うと遠出せざるをえないのですよね」


「そして毎度ながら思うのですが、どこからこれだけの人がやってくるのかしら?」


「パチンカスの未来はまだ明るいのですよ!」


入店


「で、このマクロスF4はどうすればよろしくて?」


「レバブルですよ!」


「レバブルですの?」


「レバブルです」


「相変わらずのSANKYOという感じですわね」


「藤商事のエアーが吹くまで何も信用できないよりはマシなのですよ」


スカルマーク保留……ハズレ


超時空Vコントローラー……ハズレ


歌姫来舞……ハズレ


「と、このようにレバブルが絡まないと無理です」


「しれっと外しすぎじゃありません?」


「レバブル絡まないで当たったことまだありせませんですのよ。そしてレバブルでもハズレるのです」


「確定なラッキーエアーのほうが良心的な気がしてきましたわ」


「そしていま9連続で確変入ってないのですよ! そろそろ入るころなのです! こいなのです!」


これが俺達の翼の舞だ! パシュ


「50%……なぜなぜ良い方を引けないのでしょう? 無理なのです! もう引退なのです!」


「また明日朝9時パチ屋でね」


これはパチ屋という異世界でパチンコ打ち続ける少女達の物語である(全員18歳以上の成人です)





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