ついに、宴の時。

14:40、テレビをつけ手に汗を握るパドック。


結局、先述した予想を切り替え、パドックで良さそうだった、ドウデュースを軸に馬券を買いました。

(実際、イクイノックスもダノンベルーガも調子が良さそうだったので悩みましたが、やっぱり武豊の6勝目が見たかったというのに賭けることに。)


国歌斉唱、ファンファーレと続き、遂にレーススタート。

おお、どうだ、どうだと前のめりで画面に食いつくも、ドウデュースは思ったよりも後ろの方。これはダメかな、と思い少ししょげつつ、体を元の位置に戻します。


すると……4コーナーのあたり、後方の位置からぐんぐん追い上げてくるドウデュースと武豊。あっという間に先頭。

そして、先頭に立ってちょっと緩んだドウデュースを武豊が鼓舞し、そのままゴール。

ゴールの瞬間にはもう涙が出てしまっていて、インタビューの時にはもう1人で拍手していました。

戻したはずの体はすっかりテレビの前のローテーブルの向こう側へ、はみ出ていました笑


いやーそれにしても、本当によかった。

私の馬券もやっとこさ、当たりました。

武豊騎手にかけて、ダービーで勝てたこと。

もう悔いはありません。


ぐるナイを幼少期に見て、好きになった武豊騎手。

彼を応援するために始めたような競馬に、1つのピリオドを打てたような気がします。


これを機に、お金の使い方を見直そうかな、なんて思っています。

(就職するまで、お預けかな……。)


最後にもう一度。

武豊騎手!本当におめでとうございます!

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