第193話 『Pa-Pa-Paザ☆ムービー パーマン タコDEポン! アシHAポン!』の話 その1

 2023年8月3日、『てれびくん』で2004年のドラえもん映画の併映が『パーマン』に決まったことが発表された。しかし、正式なタイトルが発表されたのは10月に入ってからだった。タイトルは『Pa-Pa-Paザ☆ムービー パーマン タコDEポン! アシHAポン!』。原作にタコをモチーフとした話はなく、どんな内容になるのか皆目見当が付かなかった。監督は前作に引き続き渡辺歩だ。

 先行発表された『ドラえもん』のタイトルは原作「のら犬「イチ」の国」をモチーフとした『のび太のワンニャン時空伝』。この時期の映画ドラえもんは、真面目な内容でもかなりタイトルをいじっていて、なんとか人目を引こうと苦心している様子が伝わってきた。この延長線上に平成パーマンのタイトル『Pa-Pa-Paザ☆ムービー パーマン』もあったわけだ。


 12月になり、『タコDEポン! アシHAポン!』の予告編が公式サイトで公開された。安原義人演じるバードマンの「パーマン出動せよ!」の台詞から始まるが、前作ラストで取り戻した演技が維持されていることにまず感動した。

 タコをモチーフとした敵、ドクトル・オクトはオリジナルキャラクターだが、ストーリーは旧原作の「鉄の棺おけ突破せよ」新原作の「さらわれてバンザイ」が元ネタになっていることも確認できた。前者はパーマンが軍事国家に潜入する中編三部作、後者は星野スミレが誘拐されるという内容である。


 『タコDEポン! アシHAポン!』主題歌と過去のパーマン関連曲を収録したアルバム『Pa-Pa-Pa ザ★ベスト パーマン』の発売も発表された。EDは三輪勝恵演じるパーマンとドクトル・オクトのデュエットで、ここでドクトル・オクトの声優が広川太一郎だというのが分かってしまった。藤子アニメにはあまり縁がない大御所声優だ。2008年に逝去し、声優としては晩年の仕事となる。

 コロコロコミックなどの雑誌情報で、前作の全○連、ドン石川が続投することも明かされた。


 この時期、ネットではブログがブームとなり、各プロバイダーがブログサービスを競って開設していた。ニフティもブログスペースを開設したため、『パーマニアの指定席』でも日記CGIからブログに日記を移した。気軽に更新できるようになったため、パーマングッズの購入やイベントのチケット取りなどのエピソードがブログに残っている。


 次回は映画本編の話をしたい。

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