第15話・デスホースが仲間になった ダンジョン59日目

 ダンジョン59日目


「さ~て、今日も元気よく闇カスダンジョンへ潜りますか、取り敢えず、大分強くなってきたし今日は次の階層へ行ってみるか」

 そう独り言をいってから、闇カスダンジョンへ潜って、鎧死霊を量産しながら、次の階層を探すこと30分。


「見つけたぞボスの扉、早速挑戦だ」

 扉を開くと、デュラハンがいた。


 馬に乗って、自分の首を抱えてるライトノベルでよく見るデュラハンがそのまま。


「闇飛ばし」


 取り敢えず、デュラハンの頭目掛けて、闇飛ばししてみた結果。

 あっけなく魔石とスキルの書、大きな盾を残して消えていった。


「弱くね?まいっか、ドロップ品は何かな」


 まずはスキルの書。


 スキル騎乗を獲得しました。


「騎乗スキルか、何かこうあれだな、乗り物にできる死霊を作りたくなったな、うんよし、作るか」


「まずは、鎧のお化け達を100体ほどドロップ品にします、次に金属片と魔石にさっき出た大きな盾と魔石をカッコイイ馬を創造、妄想しながら魔力を込め唱えます。死霊魔法 死霊創造、からの死霊強化」


 結果


「出来ました、馬という形をした化け物が、馬の形で大きさも問題ないのだが、全身金属でできてて機械馬って感じ、カッコイイから良いか、名前はデスホースでいっかな?ちょっとダサいかもだけど、いいや名前考えるのってめんどくさいし」


「よし、早速乗ってみるか」

 騎乗のおかげか、すんなりと乗れた。


「行け、走れデスホース」


「GAAAAA」

 デスホースが怪獣みたいな声で鳴きながら走り出す。


「お~~~、早い、早い」

 デスホースは鎧のお化け達を次々、撥ね殺したり、踏み殺しながら進んでく。


 1時間後


 デスホースに乗って、遊びまくった後、少し飽きてきてしまったので当初の予定通り次の階層に向かう事にした。


 次の階層

 魔法を使い古びたローブを着たスケルトンまあ見た感じ多分、リッチが現れた。


「闇飛ばし」

 魔石と骨と古びたローブを落とした。

 魔石、骨、古びたローブ使わないので、サクサクっと死霊魔法でリッチを作った。


「リッチ簡単にできたな、よし、リッチも他の階層で魔石とスキルの書を拾っとけ」


「さ~てと、リッチ狩りとボス周回をするか」


 5時間後

 スキルの書がリッチから大体100個出た・・・・・・

 ボスからは7個だった。


「多くね」


「ちょっと、いや、かなりめんどくさいが使うか、それと結構眷族の死霊が集めたスキルの書集まったしそろそろ使うか、まあ、家に帰ってアニメでも見ながら使うんだけど」

 因みに今日の眷族のスキルの書、大体100個ぐらい。


「やっぱりさ、スキルの書多くね、嬉しっちゃあ嬉しいんだけど。使うの結構面倒なんだよな」


 ――――――――――


 闇魔法327 身体強化204 精神強化801 骨強化93 魔力強化201 骨太105 打撃耐性92 状態異常耐性254 骨再生58 再生145 腐敗魔法94 肉体強化85 奇声53 腐敗耐性47 肉体再生64 異臭耐性43 美肉体51 美骨格55 腐敗強化81 死霊魔法57 精神魔法58 毒魔法44 異形化10 指揮6 魔法耐性34 飛行129 吐息62 二刀流極1 皮膚硬化12 物理攻撃耐性9 暗黒魔法6 騎乗3


 配下

 闇助


 剣スケルトン978体


 鎧死霊7632体


 リッチ2329体


 デスホース


 精神魔法


 記憶操作 記憶を操作する魔法。

 記憶消去 記憶を消去する魔法。

 精神破壊 精神を破壊する魔法。

 精神強化 精神を強化する魔法。

 精神保護 精神を保護する魔法。

 精神世界 精神の世界を作り出す魔法。魔力を魔力強化1000回分以上使って更に大量の魔物を倒して魔力を上げてやっと使用できる非常に燃費の悪い魔法。精神世界に入ったものは作り出したもの以外の人のスキルを全て無効化する。

 ただし並外れた精神力があれば無効化する。


 補足説明

 主人公は気が付いていないが。スキル精神強化は恐ろしいスキルです。

 精神強化は文字通り精神を強化するスキル。精神の強化とは精神系魔法の無効化や強い抵抗力を覚えるなどの効果もありますが。本質は常識や植え付けられた価値観の乖離であり、人としてある殺人への危惧や自分を大切にするという感情がかなり薄くなります。

 ぶっちゃけ精神強化のスキルが一つ程度であれば全く問題はありませんが。それが何百、何千となればかなりの影響が出ます。

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