4話 初めての友達
お昼寝で昼休みを使い切った俺は何とか午後の授業に向けて予鈴で起きる。
するとスマホにレインの通知が来てる。
マー『希更ちゃんとお昼食べない?\(^o^)/』
ゆなちー『今ならおねーさんもいるリアルハーレムだよ(^ρ^)』
マー『あーんしてあげようそうしよう(`・ω・´)ゞ』
ゆきゆき『私のは女子高生の手作り弁当だよ。味見して(゚д゚)ウマー』
ゆなちー『それぜんぶ冷凍食品な( ´Д`)=3』
ゆきゆき『バラすなし_| ̄|○』
マー『あれ?真ちゃん気が付いてない?(T_T)もったいなー』
少し嬉しくなって返信する
真治『なんかレインが賑やかて友達出来たみたいな気がする。お弁当すぐに食べて寝てて気がつくの遅くなりました』
ゆなちー『なんでボッチ極めてるん?カワユイなー(*´∀`)おねーさんが膝枕したげよか?』
ゆきゆき『ならこっちは(*´∀`)ぱふれるよ?(*´∀`)』
きさら『はいはい、ぱふったら犯罪ギリギリだから辞めておきなさい。真治は今日もバイト?』
マー『真ちゃんもバイトしてるん?一緒やん\(^o^)/』
楽しい人達だな。バイトは秘密にしないとバレたらヤバい。
真治『ヒミツにして、バイトしてもしもの妹の手術費用に少しでも足しに成ればと思ってるからさ。今日もシフト入ってる』
マー『てんしちゃんそんなに悪いん?(´;ω;`)』
真治『今は落ち着いてるけど、前の手術費用の借金残ってるし、次がいつかやるかも分からないからさ。ないかもだけど』
ゆきゆき『(´Д⊂ヽ涙なしに聞けない(´Д⊂ヽ』
きさら『何時まで?親は?』
真治『19時〜22時まで、親はあんまり帰って来ないよ』
きさら『そう、頑張りなさい』
ゆなちー『ところで、真治なんで友達いないん?(^_^;)』
ゆきゆき『すぐ帰るし休み時間寝てるからだよ。てんしちゃんのために頑張ってるだよね?(´;ω;`)』
マー『もう私友達だよ?\(^o^)/初めては私!!』
きさら『いや最初は私だから』
ゆきゆき『あれ?さっき真ちゃん友達が出来たみたいなって言ってたけど(゚∀゚)』
きさら『どうなの真治?』
えっとどうしよう。当たり障りない返事なのか、希更さんを立てるのか。うーんノートで失敗したから希更さんを優先しよう。
真治『希更さんとレイン交換したの今朝だからさ、通知はみんなが初めてだけど、最初の友達は希更さんだよ』
うん我ながらいい文章だ。
ゆなちー『真ちゃんいい子や(゚∀゚)もうひと押しで希更が落とせる(^q^)キスしたら教えて』
きさら『付き合ってもないから友達だから』
真治『恥ずかしいから絶対にやだ。もうすぐ授業始まるよ?どこにいるの?大丈夫?』
ゆきゆき『濡れ濡れベトベトで大変だけど大丈夫なんだよ』
マー『ヘンタイ(^q^)がいるよ。欲求不満なん?真ちゃんをきさらから借りる?』
ゆなちー『濡れ濡れの膝枕なら(*´﹃`*)ギリギリやったげる』
きさら『真治は私のじゃないから』
マー『(-д☆)キラッ、ねーねー、真ちゃんここに彼氏と別れて悲しみにくれる女の子がいるよ。口説いて?早く口説いてまだー』
ゆきゆき『ヮ(゚д゚)ォ!マーが抜け駆け!?』
ゆなちー『誰が好みなん?芸能人でも良いよ?顔か?太ももか?(⌒▽⌒)太ももか?』
ゆきゆき『胸もあるよ(⌒▽⌒)』
マー『気遣いもあるよ(⌒▽⌒)』
きさら『真治の好みとか興味ないし』
真治『好みとか考えた事ないよ。でも内臓無くなっても許してくれる人がいいかな』
きさら『ハイハイ、妹のないかもしれない手術でドナーに成れたらね。病気みたいに言うな』
『『『(`;ω;´)いい子や結婚してくれ』』』
真治『ごめんまだ無理』
マー『(*´﹃`*)いつなら出来るん?脈アリやぞ!』
ゆきゆき『女子高生が詰めた弁当いるか?明日もってくる(´ε` )』
ゆなちー『(*ノェノ)キャーいつでもおねーさんが膝枕で癒やしたげるからおいで』
なんで俺がモテてるの?そうか!いじられてるのか。
真治『18才までは結婚出来ないし無理だって』
マー『婚約ならセーフだよね?ね?早く口説いて(*´﹃`*)4股まではボコるけど許す』
ゆきゆき『竿姉妹なん?リアルドン・ファンやけど守りたくなるとか新しい世界に出会いそう(*´﹃`*)ボコるけど許す』
ゆなちー『竿姉妹って(≧∇≦)bでも太もも褒めたらボコるけど許す』
きさら『ボコるけど許さない』
真治『二股とかしないよ。親父が不倫されて離婚してるから嫌いだし』
マー『ヤバいトキメク(*´﹃`*)前彼に聞かせたい』
ゆきゆき『マジ(*´﹃`*)断れるとかカッコいい』
ゆなちー『(*´﹃`*)はよ唯一無二の特別にしてくれ』
きさら『もう本当にギリギリ!!教室に戻る!あとバカ真治はボコる』
真治『えっ俺悪くないし』
お姉ちゃんになり隊が戻ってきて午後の授業は始まった。
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