対立の哲学

白井京月

序文

「和」を強要するよりも、


「対立」を許容する方が、


はるかに理性的であり、


はるかに健全である。


合意などあり得ない。


合意はゴールではない。


誤った目標が最悪の対立を生んでしまう。


ならば、より合理的な対立を模索するべきだ。


より良い対立を。


対立の哲学こそ、最も平和的なのだ。


より良い形での持続的な対立を実現すること。


平和は消極的な形でしか達成できない。


それは悲観でもなければ、楽観でもない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る