第23話 名称を出したからチェコなのか?

 皆さまこんばんは! このところバッタのつがいが毎日、庭のサンチュでお食事デートをしております。どこかに放り投げても時間になると戻ってきているのですよ。ムシャムシャ。ムシャムシャ。人間さまはその残骸の穴あきサンチュを食べております~、美味しくって良いことです。

 大きくなあれ!(バッタがですか? サンチュがですか?)



       ◇



 さて、少し時間がかかりましたが新作のあらすじがようやく出来上がりました。今回はプロットを詰め切らないで行こうと思います。わたしはどうやらその方が書き伸ばせるようですので。

 章ごとのテーマを決めるだけで、ラストの負けて勝つ展開は大まかにイメージしておりますが、詳細は書き進めてみてからの感触となりそうです。


 ハードな復讐譚ですので、文章は自然と硬質なものになりそうです。バトルだしね、ロック聴きながら尖っていこうかなと思います。


 本日はプロローグをさわりだけ書いたんですが、このところずっと考えていることがありまして。それは何かといいますと、『どうやるとチェコが舞台の作品らしくなるのか』ということです。


 登場人物の名前や物語の舞台となる場所、そういうものを取り入れれば恐らく表面的な雰囲気は出せましょう。でも、本当はそれだけではないような気がしているんです。


 その土地に生きる人々の息遣いや、セリフの端々に現れる民族性、古くから受け継がれてきた因習。言葉で書き表せないような肌に触れる感覚を書き表さなければ、舞台は表面上チェコであってもその内情はチェコではないような気がしているんです。


 たぶん、文化という一言に集約されるのでしょうけれど、それを描かねばらしさは生まれないのではないかなと、そんなことをこの頃考えています。こういうものを知るのには一番は直接現地に行けばいいのでしょうけれどもそういうわけにはいきませんから。


 新書を読んだり、ブログを見たり、ドヴォルザークを聞いたりしながら答えを模索しております。


 皆さまは作品の中で異文化を描かれるときに気を付けていることはありますか?

 よろしければこっそり教えて欲しいです(≧◇≦)

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