【相討】ザマァどころではない悲惨さ





 1999年4月11日:JBCTV歴史スペシャル


【裏切りの日本史①武田4代に渡る裏切りの連鎖】



「甲斐源氏の末裔である武田家、その最後は悲惨なものでした。

 その源流はやはり父信虎を追い出した嫡男晴信の謀反でした。


 これの原因は東国一円を襲った凶作の不満を全て信虎に押し付けての内政と求心性の崩壊を防いだものだという見方が今では定説となっています。


 その後、晴信の嫡男、義信による謀反。


 これはその様な生易しいものであありません。


 大胡による財政基盤の崩壊と品川での大敗北。


 これにより後には引けなくなった晴信を倒すことにより不満分子ごと晴信を戦場での裏切りによって屠ったものでした。


 これには病死直前であった晴信も加担していたという見方もありますが、問題はそこではありません。


 忠節を尽くした家臣を屠った事による消せない悪名が武田に定着してしまったことです。


 そしてその連鎖がその後の謀反の多発を生む結果となりました。


 世にいうという名前が流行ったのも頷けます」



 本編はこちら

 https://kakuyomu.jp/works/16816700428374306619/episodes/16816927863020854849

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