　１９９９年９月２１日：月刊MOA１０月号

【日本３代予言書】

「日本に古くから伝わる予言書は偽書が多い。しかし近世近代になるとなぜかその信ぴょう性が高くなるものが増えて来る。

　その一つとして挙げられるものが【一益公爵未来予測】という何とも偽書的な名前の書である。

　しかしこの書物の特徴は「丁半博打」の方法で結果を推論しているという。例えば大胡政賢は１６００年まで生きますか？　

「はい」「いいえ」でサイコロを振るというのだ。

　これが殆ど外さない。

「はい」と出ればそこまでは生きられない。

「いいえ」と出れば長生きするという、また何とも意表を突く……」

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