第2625話 伝達速度

居酒屋のカウンター席、隣の2人組


「痛さが脳に伝達される速度って体感したことない?」


「・・・意味が分からん笑」


「足の小指、角にぶつけるでしょ?痛っ?!と思ってからジ〜ンと来るまで、間があるでしょう?」


「あ〜、確かに。その間か」


「な?それが脳に伝達されるまでのガチな速度だよ」


「あれってぶつけてからどのくらいだ?」


「ん〜5秒くらいだな」


「5秒・・・お前、身体腐ってないか?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る