第2438話 仕事終わり
森くん(26)の運転する車の助手席に谷やん(37)が座っている
後部座席の左に坂下くん(32)・右に俺が座り、予約表の照らし合わせをしていた
確認が終わり書類を片付けた坂下くんが、先ほど立ち寄ったスーパーの袋からとんがりコーンを出してくる
ガサゴソしている音で察知したのか、「俺もくれや」と谷やんが言う
開封し、右手人差し指にとんがりコーンをはめた坂下くんが、助手席脇から手を伸ばす
気付いた谷やんが振り向きざま「ガッ」と噛み取る
坂下「痛いですよ笑」
谷「もっとくれや〜」
チラッと俺を見た坂下くんがニヤッと笑う
意を汲んだ俺は左手を坂下くんに差し出す
俺の人差し指・中指に坂下くんがとんがりコーンをセット
俺は指2本をそーっと谷やんの右頬から伸ばす
「がぶっ!」噛み付く谷やん
「痛った!!」叫ぶ俺
腹を抱えて笑い転げる坂下くん
今日も1日お疲れ様でした
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