第2172話 狙い
2025年4月開催予定の大阪・関西万博(人工島・夢洲)
今朝のニュースでも『海外パビリオンの建設の目処が立たず、参加国が自前で建設する「タイプA」のパビリオン数が、当初想定していた60か国から40か国程度に減る見通しとなった』と報道されていた
赤字覚悟でも計画を推し進める大阪・・・その思惑の先には、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)建設計画が控える
こちらは2030年の開業を目指すが、この夢洲(ゆめしま)は、全域ではないがグッチャグチャの干潟を埋め立ててできた人工島なので
地盤沈下や液状化への対策が急ピッチで進められている
大場くん(36)「赤字覚悟でも万博を推し進める先にIR、ってのと埋立地との関連性が、今ひとつピンとこないね」
金城くん(30)「徳川吉宗と桜の植樹、ですよ」
大場「えっ?どういうこと?」
谷やん(36)「あ!それ知ってる!あれやろ?江戸の川沿いに桜の木植えて皆んなが花見できるようにしたんやろ?」
金城「おっ?半分正解です。植樹した理由は色々あるみたいですが、そのうちの一つが今回の大阪万博に繋がるのかな・・・という部分です」
谷やん「吉宗って生き物万歳みたいな法律つくって・・・あ?!そうか夢洲に動物王国作るんか!!」
万博の話をしてるのに。
あとそれ5代将軍綱吉な。
※吉宗には川沿いに桜を植えることで花見客に土手を踏み固めさせ、河川の氾濫に耐えうる強固な地盤を作る狙いがあった。
万博の来場客が地盤を踏む事で、カジノ誘致までに埋立地を強固にさせる、というセコい狙いがあるとかないとか。
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