第1969話 由来
通りすがりの若い女性「わぁ〜可愛い犬!」
俺「ね、可愛いですよね」
「お名前なんて言うのかなぁ?」
「あ、私の犬じゃないので・・・この上の歯医者さんのワンちゃんなんです」
「あっそうなんですか?わたし今からお伺いするんです」
「そうなんですね。じゃあ名前、聞けますね」
女性はビルに入っていった
数分後、40代の女性が出てくる
歯医者さんの奥さんだ
「すみませ〜んTさん、御守りお願いしちゃって!」
「いえいえそんな。でもタイミング良かったですね私が出てきて鉢合わせして」
「ホントですよぉ〜ありがとうございます〜ほら、ケンちゃんもお礼言いなさい?」彼女が犬に言う
「あ、このワンちゃん『ケンちゃん』ていうお名前なんですか」
「あっ・・・もしかして女性に名前聞かれました?上で患者様に聞かれたので」
「そうですその方」
「でも名前言ったら笑われましたけど」
「ん?ケンちゃんが?」
「あっ、この子ケンシって名前なんです」
「ケンシ?」
「この(・・・と歯を見せながら)前から3番目の」
犬歯かい笑
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます