第1882話 今、思えば。
棚を整理していると2年前の雑誌が出てきた
芸能人の食レポに「私たちは密を避け、1人置きにテーブルに座り」とある
もう、遥か昔のことのようだ
それでふと思い出した、渋谷の、とある焼肉屋
数年前の話だが、夜9時半頃に通りを歩いていて、その焼肉屋を左手に見ながら通り過ぎようとしたところ
店からインド人だかネパール人のような方々がゾロゾロ出てきて通りが一杯になり
前方が遮断され、進むことができなくなったため、皆さんが捌けるまで通りの手前で待つことにした
15人、20人、25人、30人・・・凄い数やな
35人、40人、45人、50人・・・いやほんまに多いな
55人、60人、65人、70人・・・え、マジ?
70まで数えたんだっけ?
75人、80人、85人、90人、95人・・・100!
105、110、115、120・・・
待て待て待て店のキャパどうなってんの?
その後も人は排出され続け
途中から曖昧になったが、それでも140人は出てきたのじゃなかろうか・・・
気になりその場で店を調べてみた
ネット情報によると・・・一階平屋で・・・席数37
37ぁ?!
えーっ?!
どうやって入ってたん??
網の上にも座ってたんやろうか・・・
後にその店が、スリランカ人の社交場として有名なのだと知った
あれか?
ジャグリングの棒みたいに、一人が着地して食べてるあいだ、3人ほど空中に飛んでたのか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます