第1587話 内なる刺客
ケアレス・ウィスパー(1984.7月)はジョージ・マイケルの超有名曲だが
同じ年に西城秀樹(抱きしめてジルバ/10月)と郷ひろみ(ケアレス・ウィスパー/11月)がカバーしたことは皆様、御存知だと思う
西城秀樹の「抱きしめてジルバ」の和訳は、まあ原曲に近い解釈なのだが
(森田由美という作詞家で、浜田省吾の名曲「子午線」の歌詞も書いてらっしゃる方)
郷ひろみは自分で作詞しており、はるかに大人テイストの内容になっている
ていうかちょっと女性の前では歌いにくい一行がある・・・絶対歌わんけど。
そのころ野口五郎は「花遊戯(9月)」というシングルを出しており、これまた良い曲だ
この新御三家(野口・西城・郷)はアイドル歌手という括りだったが、それぞれに個性があって歌が上手い
中でもデビュー当時「演歌のホープ」と言われた野口五郎の歌唱力は頭一つ抜けていた
ところが野口五郎はコロッケに散々なモノマネをされ(歌いながら鼻くそ食べるとか)
いつしかギャグ路線みたいなイメージを世間に持たれてしまった
コロッケも罪深い・・・
いや、そもそもどうしてケアレス・ウィスパーの話をしたかというと
大場くん(35)が客先との飲み会でカラオケを歌ったらしいのだ「抱きしめてジルバ」Ver.を。
それも西城秀樹のモノマネではなく、俺のモノマネで。
俺も潰されていくのだろうか野口五郎のように・・・
https://kakuyomu.jp/works/16816927860625905616/episodes/16816927862800314549
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