第1152話 伝授

リサ(12・小6孫娘)「遠い昔、遥かかなたの銀河系の話なのに、どうして普通に英語なの?ってのがリアリティーないわーって思うのよ」


俺「あ~スターウォーズ?英会話の教材なんだって?でもそれ言い出したらキリないよ笑」


リ「でも先生はね、『遠い昔、遥かかなたの銀河系の話は我々の未来のことで、それをまた、遥か未来の違う銀河の人に見せてるからよ』って言うのよ」


俺「ああ、だから普通に英語使ってるんですよ~ってこと?」


リ「でも結局ご都合主義じゃん?一時期ハリウッドに中華マネーが入ったときなんかさ、映画の中で中国語がばんばん飛び交ってたじゃん」


俺「ご都合主義って・・・あいかわらず難しいこと言うなぁ笑 中華マネーってか!笑 そういうの誰に教えてもらうわけ?」


リ「ありさちゃん」


俺「えっ?!」



ありさちゃんとはウチの下の娘だ


リサからは叔母にあたる


リサは、さすがにもうウチに泊まりに来ることは無くなったが


逆に下の娘の家にはしょっちゅう泊まりに行ってるそうだ


23才と12才。いったいどんな話をしてるんだか。


2人とも俺のあとを継いでインコの世話(モモイロとオキナ)をしてくれているので


飼い主同士、気が合うのだろうか


2人とも、部屋着の肩にいつもウンコ付けてるし。


まあそれはどうでもいいのだが、下の娘には宮里くんのようなところがある


先日の事務所での会話


下の娘「"ごすんぎく"って花だっけ?虫だっけ?」


事務のR嬢「えっ?・・・釘じゃなくて?」


「あっ、ごすんのたましいが虫か」


「それ、一寸の虫にも五分の・・・ってやぁ~!わざとやるぃ?!」


※やー、わざとやるい = あなた、わざとでしょ


わざとじゃないですからね、これ。


そんな娘が、こんな難しいことを姪っ子に言うだろうか??



俺「なんか最近、リサにいろいろ教えてあげてるんだって?」


ありさ「うん、お客さんに教えてもらった話とかね」


現在娘は、知り合いのスナックで働いている(#305)https://kakuyomu.jp/works/16816927860625905616/episodes/16816927861839969206


お客さんの年齢層は40~60で、そこそこ流行っているみたいだ


「なるほどそういうこと・・・って、あっ?!もしかしてリサに『言ってはいけないNGフレーズ』みたいな話、した??」


「あ~したかもしんないわ」


馬っ鹿じゃないの・・・?(ー_ー;)


先日、リサを家に送る途中の車内


「ジージさぁ。男の人が女の人に言っちゃいけない8つのNGフレーズ知ってる?」


「えっ、知らないなぁ~教えてよ笑」


「いい?ちゃんと覚えてよ?言わないようにね?」


1.今まで何人の男と付き合ったの?

2.どっちでもいいよ

3.あの人可愛いよね!

4.女には分からないって

5.なんか太ったねぇ

6.君の友達、なんか苦手だなあ

7.その服、似合ってないよ

8.元カノはしてくれたのに













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