第673話 尾ひれ背びれ

漁協の青年部会にて。


宮里くん(脳筋社員2号)「ギガって何?」


A「何って。容量でしょう?何で突然、ギガ?笑」


宮「よくわからなくてさー。大きいの?」


B「メガの千倍くらい。変な端数が付いてたなぁ」


宮「タテヨコ高さとかさ?」


C「そんな説明ムリ笑」


B「例えていうならさ。1部屋に家族4人が住んでいるとして、それを4バイトと換算すると250戸のマンションには」


宮里「データを人で言われてもわー(俺)に分るわけないでしょ、無理無理!!」


それから10日後、漁協総会にて。


役員X「宮里くん、この前の若手の集まりで何やら良い事言ったらしいけど?」


役員Y「あ、Bから聞いたなぁそれ。最近、勉強してるの?」


俺「えっ?何のはなし?」


役員Y「『データには容量という限界があるが、人の感性は無限大』とかなんとか」



言うわけがない・・・

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