第492話 イリュージョン
昨年の話だが、谷やん(ウチの脳筋社員)が奥さんの実家で一緒に暮らすことになり、引っ越しに向けて自分の部屋を片付けていた
・・・とここで少し、おさらいをさせていただきます
ウチは釣り船とマリンスポーツ全般のインストラクター業をしております
私を含め19人の小さな所帯ですが、U部長(44)という若手取りまとめを筆頭に、男子が13名・女子が5名おります
とりわけよく話に載せるのが
営業のイシくん(37)、脳筋1号の谷やん(34)、頭脳派の金城くん(28)、脳筋2号の宮里くん(25)、事務のM嬢(3?)、R嬢(2?)。
あとは娘3人と孫2人の話が多いです
脳筋1号の谷やんは昨年2月22日(大安・一粒万倍日)に入籍しまして、奥様とは別々に住んで行ったり来たりの生活だったのですが
昨年6月から奥さんの実家で同居することになりました
・・・話を戻そう
そんな関係で、谷やんが部屋を片付けていると
積んだままにしていたダンボール箱を持ち上げた瞬間、4センチくらいのGが飛び出してきた
「うわわ!」
Gは部屋の隅をサササッと逃げる
しかしその先には、いつ置いたかも忘れていたGホイホイが・・・
よしっ、そのまま入れ!
ダンボールを抱えたままGを目で追う
そしてGはそのままホイホイへとイン!
アホなやつ!
しかしその直後
向こう側の出口から1センチほどの幼虫Gがササッと出てきて、先のカーテンの後ろに姿を消した
「ガ、ガリバートンネル?!」(by ドラえもん)
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