第384話 仕事柄・・・

久々に寄った神戸の小料理屋


昼間はデイサービスで働き、夜は店の手伝いをしているYちゃんという女性が、注文を取りに来てくれる


いや~んTさん久し振りやん元気やったん?

これ『本日のおすすめ』な。

何にするぅ?

今日はねぇお肉もねぇ柔らかい部位やしねぇ・・・

あっお鍋で優しくフワッとしたもの食べとくぅ?

あっ体にはねぇ野菜をしっかり摂ったらなアカンからなぁ~

そやなぁこれにしとこうかぁ?

・・・あ、こっちにしとくぅ?


「ちょっと待って。なんや介護入ってへん?」


「あ。ごめん昼間の延長気分やったわ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る