第377話 スキル2

先日、孫息子(小3)が泊まりに来た時に


いつもの流れで寝る前に「学校でできる、おもしろい話して!」と言われた


「ジージの会社の谷おじちゃん、いるだろ?あのおじちゃんな、この前ジージとタクシー乗って降りるときに『980円です』って言われて、何故か1,580円出して、1,000円で取ってくださいって言ったんだよ」


「は?どういうこと?」


「980円なら、1,000円だけ払って『お釣りは要りません』って言えば良いでしょ?なのに1,580円も払ったんだよ」


「えっ、お釣りは?」


「580円だよ。どのみち返してもらうのに、580円余分に払ったんだよ。おかしいでしょ?」


「えっ?・・・でもおじちゃんすごくない?!1,000円払いたいんだよね?先に580円を払ったら、あとは420円だよね?まだ1,000円持ってるから、それを渡すと、お釣りは580円だよね?でもそれだと、先に払った580円が返ってくるわけじゃん?だからおじちゃんは運転手さんに、『この1,000円払わないから、580円も返してもらわなくていいよ』って教えてあげたら、さいしょの580円だけで、残りの420円はらわなくていいんだよ!!・・・あっ、でも580円もらってしまったのかぁ」


孫よ。そんな事を言うの2回目ですよ。


ジージ面白い話したつもりなのに、君の将来が不安になりました(-_-;)

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