第79話 繊細なんです

びょいんびょいんびょいんびょいん

ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ

ばんばんばんばんばんばんばんばん


毎度思うがMRIは騒がしい

磁場でコイルが揺れる音らしい


・・・と言いつつ、毎回熟睡している


ウチのU部長が閉所恐怖症でMRIには入れない、というので繊細やなぁと笑うと


「Tさんこそ『ボク喉が細いんですぅ・・・』とかいって胃カメラ駄目なんでしょ?」と返された


しかしうちの小さな営業マン・イシくんは昨年


採血中に自分の血をジーッと見ていたら、薄幸の美少女のように椅子から崩れ落ちたらしい


お互い、苦手分野がありますな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る