第36話

[エリスside]


私は エリス、不和と争いの女神 邪神 エリスよ !

決して『幸福の女神』なんかでは無い ‼️‼️

あの パッド女神とは違う !


今日は ユリリンの仕事を手伝っている

アテナは エリリンを担当しているけど………どう考えても 私が貧乏くじを引いているとしか思えない。


私もの事言えないけど ユリリンは何時でもサボろうとしている。

他神の面倒を見るなんて本当はやりたくないけど 目を離すとこの邪神はユリリンは録なことをしないからだ。


ハァ 、こんな姿、お兄様アレスが見たら 笑われてしまうわね。


「 誰が 笑うんだ ? 」


「 おっ お兄様アレス ! いったい何時いついらしたの ? 」


「 『パット女神とは違う !』と言う辺りからだな。

まぁ、なんだ………『 貧乳は ステータス』と言う言葉もあるらしいし、俺にとっても可愛い妹には 違いがないから 気にす…



ガッ────────ン ✨‼️


ハァ ハァ ハァ ハァ

「私は 貧乳ではないし、パットも使ってないわぁー ! 」


本気で お兄様を殴ってしまったわ !


「 流石に効いたぞ ! 久しぶりに会った兄妹の軽いコミュニケーションじゃないか ! いくら最近はアチラの『幸福の女神 エリス』が 有名で 自分が邪神 エリスマイナー になってきたとはいえ…………



ガッ─────────────ン ✨‼️



「 余計な お世話よ ! 私は 私 邪神 エリスよ 。 別の神話体系別のラノベの女神なんか 気にしないわぁー !


だいたい、何しに来たのよ ! 軍神 アレスは ひまなの !」




その様子に 堕天使達は ハラハラしていたが 邪神 ユリリンは ニヤニヤしながら観察していた。

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