第25話

[ミハエルside]



「 私は 大魔王 恭華よ

さあ 喧嘩聖戦を始めましょう ! 」



アワワワワワワワ

こんな所で 聖戦が 始まるなんて………

ユリリン様ぁー 何とかしてくださいよぉー !


アテナ & エリス


VS


大魔王 恭華



今、まさに闘いの火蓋ひぶたが切って落とされようとしていた。


「 恭華よ 、 ところで お主は 恐い者は いないのかのう ? 」

ユリリン様が 突然、変な事を質問した


「 私に恐い者 ? 光介愛する夫は別として 私に恐い者なんて いないわよ!」


「 本当に ? 」

ユリリン様 ? いったい何を………


本気まじよ」


ユリリン様の口角こうかくが上がっている


「 何を企んでいるか解らないけど

私を 恐がらせる存在がいるなら 出してみなさいよ‼️」

恭華が 胸を張り宣言した

その大魔王覇気に アテナ様 や エリス様が ひるんでいる

今は 幼女神化したため弱体化している………

とはいえ恭華のオーラは すさまじい


「 へぇー しばらく見ない間に 言うようになったじゃないか 恭華 !」


なっ なに この 恐ろしいオーラは………

ふと、見ると あの恭華の顔が 真っ青になり

大量に汗を流している。


ギッギギギギギギギッ


恭華が 恐る恐る振り返った。


「 おっ お母さん ! 何で ここに ? 」


あの恭華が 怯えている。


「 妾が 相談役として スカウトしたのじゃ !」

ユリリン様が それはそれは 嬉しそうに言った。


「 ユッ ユリリン ! よりにもよって 何で お母さんを呼んだのよぉー ! 」


その時 恭華の肩に 麗華お母さんの手が置かれた


ヒッ ! 麗華の顔は笑っても 目が…………


バタ バタ バタ バタ バタ バタ バタ


周りを見ると 天使、堕天使達だけでなく

ルーファス や アテナ様、エリス様まで気絶している………そう言う私も気が遠くなり…………



[ユリリンside]


やれやれ 妾 と エリリン 恭華と麗華 以外

皆 気絶してしまったのじゃ


「 さぁ 久しぶりに 親子のコミニュケーションでも しようじゃないか ! 」


恭華は 麗華に連れられて出て行った


今回は 妾の勝ちじゃ ! (^o^)v



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