第23話閑話 その頃、天界では………②

珍しく 邪神ちゃんが 真面目にお仕事をしています。

秘書である 中級堕天使 ハルルンは そのお手伝いをしています。


「 ユリリン様 そろそろ休憩して 御茶にしませんか ?」

ハルルンが 聞くと


「 うむ そうするのじゃ

この前 買ってきた 『リュウヤ』の どら焼きが 食べたいのじゃ ハルルンも 一緒にたべるのじゃ 」


邪神ちゃん と ハルルンが 御茶を 飲みながら雑談をしていると

「 ユリリン ! 私も どら焼きが 食べたいのだ 」

女神 エリリンが 遊びにきたようです


「 エリリン様も 『ジパング茶』で よろしいですか ?」

エリリンが 口一杯に どら焼きに かぶり付きながら頭を 上下に 振りました。



そうして 和やかに『 御茶タイム』を 楽しんでいると天使長 ルーファスが 来ました


「 エリリン またサボって 来たのか?

妾の様に 真面目に仕事しないと ダメ なのじゃ 」



[ ミハエルside]



お前ユリリンが 言うなぁ ‼️


そろそろ仕事に 戻って貰うよう 促しに来ていた

ミハエルは 心の中で 叫んでいました


「エリリン様 御茶も良いですが 今回は大切な相談を

しに来たのを 忘れられ無いですよね 」

ルーファスが ニッコリ目は 笑ってない笑いながら話しています。


「 もっ もちろんなのだ ! 私が 忘れる訳ないのだ 」

エリリン様は アアいっているけど 忘れていたと思う



話が 進まないので ルーファスが 状況を説明した


「 女の子達 三人は 『勇者』の職業(ジョブ)を 渡す事が 出来ましたが 男の子の方は 何故か ほとんどの職業が 弾かれてしまったので ユリリン様が 創造した。

『残念勇者』を 渡したのですが あまりにも ステータスが 貧弱なので 持てるスキルを犠牲にして 防御力に全振りしたのですが、エライ事に 成ってしまいました 」


ルーファスに 渡された報告書を見た ユリリン様が、楽しそうに 笑っているのですが ………いやな 予感しかしないのです


「 どちらにしても 今すぐ元の世界に帰してやるのは無理なのじゃ

一応 大魔王恭華にも 相談するが 今少し時間がかかるのじゃ 」

「 ところで 『残念勇者』とは 何ですか? 」

ミハエルは 聞いて見ました


「 前に 大魔王恭華に聞いたのだが 前にいた世界のゲームで 『遊び人』の職業を極めると『賢者』に転職出来るという話を聞いて 閃いたのじゃ 」

まさか また大魔王恭華が 関わっているのか、ますます 嫌な予感がする。



ユリリン様邪神は得意気に続けます


「 『残念勇者』を極めると『 ◌〇□♡』になるのじゃ」



「「「「 ヽ( ;゚;ж;゚;)ノブッふぅー」」」」


ユリリン様以外の 皆が 吹き出しました


なっ 何ていうことを やらかすんだぁ この駄邪神 !



してやったり と ニヤツク ユリリン様を …………

止めよう 出来ない事を考えるのは でも そうすると……

「 まぁ 暫くは この世界を楽しんで 貰うのじゃ 」

新しい玩具を 得たような顔をして 喜ぶユリリン様がいた。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


[ 作者より]



☆『◌〇□♡』は ネタバレ に なるので秘密です

皆様の心の中で 予想してください

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