第15話 妹がやっぱりすげ〜

もう林全然起きないなぁ〜


林くん!林くんてば!


全然起きない…


「もう起きるの遅いとイタズラしちゃいますからね!」


寝顔かわいい♡です…


本当に起きないです


うーんどうしましょう


「う、うっ……」


あれ起きました!


あっごめん佐々木さん


僕どのぐらい寝てました?


うーん約1時間ぐらいでしょうか


そ、そんなに!


あれなんで俺倒れてたんだっけ?


テストの点数にびっくりしたからですよ!


あ、そういえばそうだったね


林くん!


はい?


約束覚えてますか?


約束?


「学年一位取ったらなんでもするってやつです!」


あ、そういえばそんな約束したなぁ、


そうですそうです


だから何かして欲しいことありますか、


え?じゃぁ


ひ、膝、くら…


いいえ!なんでもないです…


いいですよ!


え?


林くんは頑張ったんですから!


うんじゃあお邪魔します!


はい!


(鈍い僕でも確かな柔らかいものが僕の後頭部に感触として残っているようだ)


ど、どうですか?


「//や、柔らかいでしゅ//!!」


そ!それはよかった、


ね!林くん


はい?


なんで学年一位取ろうと思ったんですか?


そ、それは…


佐々木さんの言葉を思い出して…


私の言葉?


はい


佐々木の言葉で

自分に自信持とうと思ったんです…


それはよかった…


え?


私また余計な事を先走っていってしまったのではないかと思っていました。


そうな事ないよ!


そ、そうですか?


うん!


ね!林くんいやり、理玖くん


うん?ってえ…?


今度私としょ、ショッピングモール行きませんか?


(えっそれってデート???????????)


えなんで僕と?


理玖くんと一緒に遊びに行くって約束

したじゃないですか!


それは膝枕に変換されたんじゃ


それはそれ!これはこれです!


「私といきたくないですしゅか?」


いえ!行かせていただきます!



(やっぱり佐々木さんはかわいい♡♡♡♡)

・僕がこんないい人と一緒に居てもいいのか

・デートみたいな事をしていいのか

・本番の日はなんの服を着てけばいいのか


そんな事を考えている間に本番の日が…




「あ……兄貴」


「お、おはよう心」


 ふと顔を向けると、俺の妹――心が立っていた。


兄ちゃんいや俺…

今日同級生の女の子とショッピングモール行ってくるかあとはよろしくな!


「え?兄貴が遊びに行く?

それも女子と?てかショッピングモールとか

デートでしかないんですけど???」


デート?やっぱりこいうのってデートっていうのか?


そうだよ!てか絶対!


そうゆうものなのか


てか兄貴?


「うん?どうした?」


まさかとは思うんだけど


うん?


その服で行くつもり?


え?


やっぱり変かな?


変だよ変!


(えっそこまで言われると傷つくなぁ、)


何が変?


だってデートでしょそんなオタクみたいやつが着る服着てったらドン引きされるよ!

それにめちゃ陰気や感増してるし

兄貴は元々陰気やなのにもっと陰気やになっとるし


そ、そうかぁ、


でも俺こうゆうの初めてだからどんな服着ればいいのかわかんねぇ!


ふっふっふ…


兄貴


ど、どうした?


私に任せな!


え?


せっかくの兄貴の晴れ舞台を汚したくないから、私が服選んであげるよ!


まじか!ありがとう


ってくっつくなぁ!


あ!ごめん嬉しくなっちゃって


(本当そうゆうところが私よりまだまだ

子供なんだからまぁそうゆうところも

踏まえてす、おっとこの話はまた後で♡)


でどう言う服を着ればいいんだ!


うーんそうだなぁやっぱり服はシンプルの白ズボンは今流行りのベージュ

髪の毛はちゃんと寝癖なとして!

パックは黒色のやつ

よし完璧ね


すげ〜俺じゃないみたい


本当ありがとうまじ助かった


もう本当困った兄貴だ事


じゃ行ってきます


うん楽しんでこい!


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