青魔道士最強！それはゲームの世界だけです。〜ラーニングは命懸け〜

エクセリオン

目が覚めたら、そこは知らない部屋だった。

家具はベッドとテーブルぐらいしかないシンプルな部屋。

俺が昨日寝たのは自分の部屋だったはず‥。

そもそもここは何処？

テレビも冷蔵庫もない。

あっ、いつも枕元にあるはずの携帯もない。

「ここは‥。」

困惑していると突然扉をドンドン叩かれる。

「ヤマトさん、起きてますか？もう朝食の時間ですよ！食べなくても料金払い戻しませんからね！！」

声の主は若い女の子のようだ。

俺が返事をしないでいるとドアノブがガチャリと音がなる。

えっ？入ってくるつもり？？

ガチャ

入ってきたよ！！

「もう、ヤマトさん起きてるじゃないですか？ほら起きて下さい。」

女の子は部屋に入ってくるなりカーテンを開ける。

窓からは日差しが入ってくる。

「今日も天気は晴れ。冒険日和ですよ。」

活発そうな女の子が、ニッコリ笑いかけてくる。

冒険日和って‥‥

もしかして、これは最近流行りの異世界転移！？

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