第277話 調査隊編成

 俺は調査隊のメンバーをどうするかについて悩んでいた。特に一緒に連れて行かずに残すメンバーについていつも苦慮している。


 今回セレナを途中まで同行させる。向こうの足場を確保する為だ。

 彼女の能力は貴重だ。テレポーターが俺とセレナだけなのだ。だから危険な所には連れていく事は出来ない。いざという時に援軍を連れてくるサポートとして最重要なポジションだからだ。だから彼女は反対しない。自分が頼りにされている、その事実だけで十分なのだ。


 まあセレナは替えが利かないから良いが、残していく戦闘系のメインをどうするかだ。


 バトルシップ、ムーンライト、ブラックオニキス(セレナ、セチアは除く)、ムーンストーン、レニス、レーヴェン、プレアデス、オリヴィア


 ウーン・・・よし!残すのはムーンストーン、プレアデス、セチア、ウリアだ。他は連れて行く。セレナは足掛かりまでだ。セチアはガッツリ系の戦闘には向かないので、やはり置いていく。ウリアは身重だから論外だ。


 ムーンストーン

 フレデリカ、ニーべリング、ミアプラ、セッカ、サラ


 ムーンライト

 クレア、カトレア、エトワール、アヤメ、アンバー


 ブラックオニキス

 ランスロット、ナンシー、シェリー、セリカ、ミザリィ、ウリア、セチア、裕美


 ブラックスワン

 リギア、レフトアイ、ライトアイ、トリシア


 バトルシップ

 アリゾナ、シカゴ、オリンズ、ホーネット


 ファイヤークリスタル

 セバスチャン、アルフレッド、コーム、アレイ

 

 プレアデス 

 アステローペ(谷村 水樹)  メローペ(皆川 百合亜)、エレクトラ、マイア、タユーテ、ケラーイノ、アルキュオーネ 

 

 戦闘系はこんな感じだ。


 人選が終わると最終的な調整だが、ファイヤークリスタルのアルフレッドに念話の指輪を渡している。

 バトルシップは基本的に俺の側を離れない。


 異変があればそのまま戦闘もあり得るので、食事等の準備は抜かりない。俺の収納には既に数カ月分の食事を入れている。あの淫魔のダンジョンで冷や汗をかいたからだ。


 そして布団も人数分用意した。ダンジョンが有った場合厄介だからだ。


 いきなり今からだと混乱するので明日からとして、俺は暫くできなくなってしまう領地の視察を行った。


 視察はアリア、ドロシー、ルシテルを伴って見て回った。


 少し寄り道したり脱線したりもしたが、目的を果たした後は解散だ。

 食事は大食堂で皆と食べる。

 席次は俺がローテーションで場所を替える変則な感じになった。


 寝る前にウリア、アイギスのお腹を堪能し、撫でてから部屋に戻る。 

 順調に成長しているのが分かる。

 今日はリムルとエリシスが夜伽当番だった。


 そんな感じで調査への出発前夜が終わるのであった。

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