第23話 間話・ギルドでの説明・スルー可能

 ギルドでナンシー嬢に説明して貰った内容になる。

 因みに後で知ったのだが、ナンシー嬢はギルドで一番人気であり、超モテモテだそうだ。期待の超大型新人だそうで、冒険者達から猛烈にアタックをされていた。


 そんな彼女を専属アドバイザーにして貰うのは有り難いのだが、周りから怨まれそうだな。うん!雰囲気のある美人さんだ。手は柔らかくて温かかった。なにより優しそうな女性だ。


それよりもあの顔であの胸は反則だ。よいなあ!


「ぼそ」


 それはともかくとして、ナンシー嬢からの話は下記の通りだ。


 ギルドがランクを上げる基準は極秘だそうだ。


「ギルマスが言っていた事は内緒ですよ!」


 と口元に人差し指を立てていたのを俺の口に持ってきて口チャックして上目遣いで訴えられた。勿論、即時に頷きましたとも。美人の上目遣いって良いですよね!


 ランクがB以上になると指名依頼が来る機会が多くなる。

 高ランクの依頼程報酬が多くなるが、その分危険度も大きくなる。

 有事の際にはBランク以上の者はギルドからの強制依頼に原則参加。


 ギルドは国とは関係なく、全ての国のギルドは国家に縛られない。

 お金はギルドに預けることが出来て、残高はギルドカードに記載される。更新は受付で行う。

 ギルドカードはステータスカードと同じく念じれば体に入れたり出したりが出来る。

 死亡時は体の外に排出される。

 もし死亡者が居たらせめてカードだけでも持って帰って欲しい。


 依頼は原則一つ上のランクなら受けられる。

 依頼失敗時は報酬の1割が罰金となる。

 余り失敗が多いと降格もあり得る。


 パーティーについても教えて貰った。

 原則パーティーリーダーに加入申請を行う。リーダーは承認するか否認するかを選ぶ。

 脱退は当人の意思でも出来る。リーダーはパーティー員を追放する事が出来る。

 一つのパーティーで最大8人

 パーティーメンバーは経験値を共有して人数割りとなる。

 報酬はパーティーを組む時に分配割合を決める。

 大抵は人数割り。

 ドロップアイテムの取り分は予め決めておかないと揉めると言う。こんな感じだった。

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