第28話 日本刀の完成
特に何事もなく一日が終わり夜になった
昨日と同様、寝る前に少し作業をしよう
今日は昨日作った刀の
まず
今回は鍔は鉄、鍔以外は金を使うことにした
基本的に形を作るだけでいいから簡単だ
錆対策として透明な樹脂を塗った
次に柄を作ろう
木も[地]と[風]と[水]の合成属性の[木属性魔法]で
作り出すことができるがせっかくだし身近な木を使おうとおもったので
剣の特訓後、父上に相談して庭の森のようになっている場所に
生えていた木を一本切らせてもらった
それを〔加工〕を使ってちょうどいい大きさにして持ってきた
あっ、〔加工〕を使えば半分ずつ作らなくてもいいんじゃないか?
やってみよう
できた
〔加工〕の面白いところは道具もなにもないのに
加工できていくことのほかに
出てきた木くずとかが消えることだ
どこに消えていくのか不思議だ
鮫皮は魔法ではどうしようもないので
街の魔物素材屋に連れて行ってもらい
似た感じのものを選んで買ってきた
紐はついでに雑貨屋で買ったものを使った
さっき使った樹脂も雑貨屋で買ったものだ
最後に鞘だ
柄と同じように持ってきた庭の木を加工する
よし、できた
黒漆の鞘にしたいので魔法で漆と黒色のもとである鉄を出した
漆は他の領や国にはあるかもしれないがここにはないらしい
〔加工〕で鉄を粉にし、漆と混ぜ合わせる
できた黒漆を〔加工〕を使って塗る
〔加工〕を使うことで塗り具合と乾燥の補正、乾燥時間の短縮ができた
今作った拵と昨日作った刀身を組み合わせようやく刀が完成した
はぁ、実験がてら作るべきじゃなかった
二日もかけてしまった
さあ、刀もできたし元々作りたかったものを作ろう
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