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第24話 〔加工〕の実験
次は〔加工〕を試そう
さっき作った炭素鋼は耐久試験で壊したから
もう一度作ろう
最初は簡単なナイフのようなものに加工してみよう
炭素鋼に触れ、ナイフを強くイメージする
だんだん形がナイフに変わっていく
1秒足らずでナイフになった
これもやっぱ便利だなぁ
加工方法まで指定できるかな
ちょっと頑張って刀の作り方をイメージしてみよう
刀鍛冶の人の動画をよく見ていたためある程度の工程は知っている
まずは、材料を準備しないと
刀は玉鋼（たまはがね）から作れるはず
確か玉鋼って鉄に炭素が1.8～0.9％ほど入ってて
あとはケイ素とリンが微妙に入ってるって感じだったかな
1％の差でも結果が変わる可能性があるしきちんと玉鋼を作って使おう
魔法と〔合成〕で玉鋼を作ってみる
よしできた
いくつかの塊で30㎏ほど作った
ちょっと作りすぎたかも
〔合成〕の時、完全に混ざるのではなく
疎らになるよう調整してみたがどうやら成功したようだ
ここからは〔加工〕の出番だな
あっ、高温になる可能性が高いな
何か耐熱性のものを準備しないと
普通の石の板とかでいいか
魔法で作ろう
さて準備はできた〔加工〕しようか
まずは水へし
水へしは玉鋼を熱して厚さ5㎜ほどに打ち延ばし
水で急冷する工程だ
これを強くイメージする
できたようだ
しっかり赤くなっていたし大丈夫だろう
次に小割（こわり）だが
これは水へしした玉鋼を割るときの割れ方で玉鋼を選別する
この作業は〔加工〕ではなく手でやった方がいいだろう
大体こんな感じだろう
大体硬い鉄と柔らかい鉄に分けられた
ここからは鍛錬（たんれん）だ
でも、いったん休もう
少し疲れた
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