第2話 馬鹿は偉くなる
馬鹿は偉くなるなり。
日本の首相を想起すれば、そのこと真実であること明瞭なり。
首相を辞してもその性、治らぬものなり。
頓珍漢な言葉を吐く鳥あり。
暴走する翁あり。
五輪を混乱させし木々あり。
馬鹿は声でかく、一つことをいつまでも語り続けるなり。
常人、辟易として黙す。
馬鹿、相手が得心したと思いて得意満面なり。
馬鹿は他人の言葉聞こえぬものなり。
己の言葉のみ存在す。故に天下無敵なり。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます