第14話 2月21日

 振り返ってみる。

 金曜日から日曜日までのことだ。

 金曜日、妻の帰りは遅かった。朝が早いので限界まで疲れていた。眠かったんだろうな。

 次の日、娘が学校があるので休みだが早起きしなければならない。だからその日は会話はしなくていいよ、早く寝なと言った。


 土曜日、俺の帰りが遅かった。

 年上の部下が出来てしまって、彼に色々と気を使わねばならない。

 少し話を聞いてあげたが、帰りは23時をまわっていた。

 しかし妻は俺が風呂に入っている間にごはんの準備をしてくれた。


 日曜日の夜も同じ感じだった。

 会話こそなかったが、ごはんを用意してくれた。

 彼女なりに関係を改善しようと努力しているんだろう。

 

 しかしお互いの努力の方向性が違うような気がする。

 俺は会話を中心としたコミュニケーションを取る時間を確保するために早く帰り、なるべく妻と会話をする努力をする。

 一方妻は今まで放置してきた俺のケアという点で彼女なりに努力をしているのだろう。

 

 このままではお互い空回りのまま、現状が続くことになる。

 だから方向性を合わせるために明日、会話をしなければ。

 

 それと胸につかえていることも聞いておきたい。

 もう性交渉はできないと言われた時、俺はどうしたらいいと妻に尋ねた。

 その時彼女は言ったの。


「お任せします……」


 だって。何を任せるっての?

 それってどういうこと?

 外で発散してこいってこと?

 外で女作ってきていいってこと?


 もしそうなら馬鹿にするなと言いたい。

 俺はお前以外とするつもりはない。

 だから悩んでるんじゃねえか。

 

 売り言葉に買い言葉で出た発言かもしれない。

 だが妻がもし浮気を認めるからという意味で言ったのなら俺を馬鹿にしているにも程がある。

 どういった意味で言ったのか聞いてみる。

 その言葉がずっと胸でモヤモヤしている。


 フォローしている方で自分の小説読んでない人もいるでしょ?

 そっちはこんな悩みとは無縁な内容なので気軽に読んでくれてもええんやで?

 今ね、新作書いてるけどもうすぐ15万文字なの!

 百話まで書いたら投稿しようかな!

 ちなみにカクヨムのインセンティブ、久しぶりにおろしました。

 結構なお小遣いになって嬉しかったです♪

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