カーネーション後日談
@chika1217
2人が花園家に来る話
テスト終わりの学校にて
弐愛「なんか…こう落ち着かないんだよなー家での居心地が。」
小百合「だったらゲームだよ!私毎日お母さんとゲームしたりしてるもん」
弐愛「はぁ?ゲーム?」
小百合「ふふ…弐愛君、ゲームを舐めちゃいけないよ。ゲームは今や最強のコミュニケーションツールなのだよ、家族だけではなく全国いや世界の人達と繋がることも出来るの」
葵「あ…それなんとなくわかるかもです」
小百合「そうだ!うちにSwitchの新作のマリパあるから3人でやろうよ!お母さんと2人でやるとボコボコにされるんだよねー3人ならいい勝負になりそう!」
葵「そのゲーム気になってたからやってみたいです…」
弐愛「別に…俺は…」
小百合「はーい、問答無用で連れて行きます~!テスト終わったんだし、パーっと遊ぼうよ!」
弐愛「(そういや、こいつ俺よりパワー強いんだった)」
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小百合「もしもし、お母さん?今からリビングで友達とゲームするから、仕事部屋から出ないでね!トイレくらいならいいけど…」
弐愛「良いのかよ…着いてきて。お前、明らかに女子の部屋とか苦手のタイプだろ!」
葵「(弐愛君顔が赤くなってる…)花園さんは良い人だから大丈夫だよ…それに僕樋野家に来てからは家族に心配かけたくなくて、マリパとかみんなでやるゲームあまりしたことなくて…実は楽しみなんだ…」
弐愛「そうかよ…」
小百合「みんな着いたよーこのマンションだよ」
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小百合「ただいまー!えっと2人はリビングに座っててね。私はゲームとお菓子用意してくる!」
葵「お…お構い無く…」
弐愛「早くしろよ」
小百合「はいはい、ちょっと待っててねー」
弐愛「この部屋ピンク過ぎて落ち着かねぇんだよ…」
葵「(弐愛君が借りてきた猫みたいに大人しくなってる…)確か花園さんはお母さんと2人暮らしだからね…すごく女の子って感じの家だね…」
小百合「お待たせー!ポテチとコーラで良い?」
葵「ありがとう…」
弐愛「さっさとやろうぜ」
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第1回マリパ最終結果
1st→小百合
2nd→葵
3rd→CPU
4th→弐愛
弐愛「CPUに負けただと…?!クソっ!もう一回だ!」
バンッとドアが開く。
野薔薇「小百合ー!私も混ぜろー!!」
小百合「え、ちょっと?!お母さん?!出てこないでって言ったよね?」
野薔薇「男の子が娘の家訪問という激レア青春イベントを見逃してたまるかってんだ。仕事はちゃんと終わらせたんだ、1戦くらいはいいだろう?」
小百合「あーもう!みんなゴメン。お母さんも入れてもう1戦良いかな…?」
弐愛「別にいいけど…もう1戦やるつもりだったし」
葵「人数多い方が楽しいですもんね」
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第2回マリパ最終結果
1st→野薔薇
2nd→小百合
3rd→葵
4th→弐愛
野薔薇「ふっ…ざっとこんなモンよ」ドヤァ
弐愛「クソッ!おい、花園、俺が得意そうなゲームはないのかよ!このおばさんを負かさないと俺の気が済まねぇ」
野薔薇「おばさんじゃなくて…野薔薇お姉さまとお呼び」
小百合「えっとスマブラとかやる?セットしてくるね」
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野薔薇「で?お前らどっちが小百合と付き合ってるんだ(小声)」
葵「え?」
弐愛「はぁ?!」
野薔薇「その反応だと、まだって感じか~!私はどっちでも歓迎だぞ!まぁ、簡単に嫁にはやらんがな!はっはっはー!」
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帰り道
弐愛「なんか花園の押しの強さの原因がわかった気がする…」
葵「凄いお母さんだったね…でも久しぶりにこういうゲーム出来て楽しかったな…」
弐愛「俺もゲーム買おうかな」
葵「えっ?」
弐愛「あのおばさん、スマブラでも俺をめちゃくちゃ負かしやがって…いつかリベンジしてやる…」
葵「ふふっ」
弐愛「笑うな!!お前には練習相手になってもらうからな!!」
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