プロットを創ろう!!
またまたエイルです。
短編ならネタやショートストーリーなので、書いてて忘れることもないし、ミスっても直しやすいですよね?
長編は数ヶ月、長ければ数年に及び数十万文字も使います。その間細やかな設定やストーリーを覚えていられるのか?
エイルには無理です。そこで記録に残すのがプロットと資料になります。
エイルの場合は、執筆に使ってるアプリにプロットと資料機能があるので使っております。どこに残すかは別としてとにかく記憶出来ないなら記録が必須なのです。
ここからはプロットと資料を作る理由は分かったので、実際に必要なら作りましょう。
エイルはプロットと設定はある程度交互に作りますが、このあたりは人それぞれだと思います。
キャラや世界観からストーリーを構築するのか、ストーリーから世界観やギミックとして設定を創るのかそこは作家次第かと思います。
さて資料は別の機会にしまして、エイルのプロット作成の手順を公開しますね。
まずエイルが最初にするのは、とにかくラストシーンを決めること。つまりエンディングを決めてしまいます。
エンディングをなぜ決めるのか?
ほとんどの人が書き始めるスタートは書けるのです。でも書いてるうちに物語が書いてる本人でも、書けないほど詰んでしまったり、ストーリー展開が、想定から外れ過ぎて面白くなくなったり、意味不明になったりしてしまいます。
これらを回避するには、決まったラストシーン、エンディングに向けてストーリーを繋げてしまうのです。
こうすることで、書いてて面白いネタを入れてみたらストーリーがやべぇとなっても軌道修正しやすいですし、すぐに逸れている事に気が付きます。
書きやすい冒頭と、エンディングをとりあえずストーリーで繋ぐ、そして記録に残す。これがエイルのプロットの基本です。もちろん良いネタを後から思いつけば変更や書いていて、プロットよりも面白くなればプロットを修整します。
とにかく今の書いてあるところから、エンディングまでプロットで繋がっていることが、大切なのです。
エイルはイメージ映像を文章化するので、そのイメージを思い出せる程度にプロットを書いてあります。
ダンジョンマスターなら1話のイベントに数行程度ですね。場合によっては数行で数話になります。
どの程度記録に残すかはこれも作家様次第かと思いますが、エイル的にはあらすじとして、分かる以上は必要だと思います。
副次効果として、書いたあとにプロットを見ればどこに何が書いてあるのかが、すぐに分かります。
これは修正する時や前回のキャラ登場や解説した回など見直しをしたい場合も、すぐに見つけられます。また感想などをいただいた時に、エイルは書き溜めしてるので最新話でもしばらく前にかいてます。すると、未公開部分で伏線を回収しててるからとネタバレは、出来ません。
後から追いかけて感想を書いてくださった方に、読んだところに合わせて書くのも、プロットを見ればストーリー展開が一目瞭然で便利です。
意外とプロットは面倒くさいし短編では不要ですが、長編を完結させる。つまりエタることなく、作品を書くには必要なテクニックだと思います。
後はどこまで分かりやすく残すのか?という問題ですね。
ここからは細やかなエイルの手順を書いていきます。
まずはラストシーンを決めて記録します。
後はキャラや設定を考えながら、冒頭のシーンを決めます。
そして本当に簡単に全体のストーリーを決めます。
ここではダンジョンマスターならプロローグは勇者ナナトくんの物語。1章は主人公の転生とダンジョンマスターになるまで。
このくらいアバウトにラストシーンまで繋げます。
そして冒頭からストーリーをより細かく考えて、イベントを足してキャラや世界観を固めます。
キャラの登場はどこの当たりか?
戦闘は誰と誰がするのか?勝敗はどうなるのか?
アイテムはどんなものなのか?
伏線と回収は、どのタイミングなのか?
ギャグシーンはどこに差し込むのか?
解説はどこに差し込むのか?
移動はどこからどこへ向かうのか?
主人公やキャラは何を思い、何を悩み、何を学ぶのか?
とにかくこういったイベントと背景を必要なだけ書き込みまくるのです。
これらを追加しながらキャラの設定なども考えますし、必要なキャラなども分かります。
どんどんイベントを追加していくと、最終的には各話に起こるイベントくらいまで、きっちりとプロットで設定されます。
ここまで来る頃にはキャラの名前もプロットに落とし込めますし、各章のタイトルも決めてしまえます。
ここまで、決まれば執筆スタートをします。
先に説明した通り、プロットから外れたら、書いた小説を修正するか、プロットを修正するかを選ぶ事になります。
放置してはせっかくのプロットの意味がなくなります。
より良いアイディアが浮かべは、プロットは常に修整しますし、章のタイトルも変更します。
とにかく重要なのは、今からこのままプロットに沿って書き進めれば必ずエンディングに、たどり着いて完結出来る事です。
完結を見失うと終わりなき苦行や、先の見えない砂漠を突き進む如く、書くことが非常に難しくなります。
人間、終わりがあるなら高く遠い目標も頑張れるのですが、終わりなき努力は非常に継続が困難なのです。
その終わりと、どうすれば終われるのか、明確にしてくれるプロットは継続するには大切なツールなのです。
プロ作家になると、出版社の方や挿絵を書いてくださる絵師さんなどなど、ストーリー展開やキャラ設定と世界観を伝えたりや、小説の面白さを評価したりなどなど別の用途もあると思います。
エイルは素人ファンタジー作家なので知らないけどね\(^o^)/
毎日数ヶ月間も更新するほどの何十〜何百話と続く長編を書くなら、ぜひプロットを考えて見てくださいな♪
最後に考えたプロットが面白いのかどうかとか、ストーリー展開の方法とかは、エイルは別問題だと思いますよ。
これは個人のセンスと経験も必要な事ですしね。
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