赤い情熱と青い憂鬱 

緑の中で時にオレンジ色のようにはしゃぎ

黄色い声 そして眩暈


紫色の甘い誘惑は

茶色い現実に躓いて

黒い絶望を生み出すのか


白い希望!


そして全ては透明になる



見渡せば



赤い太陽と緑の木々

青い空とオレンジ色の果実

黄色い月は静かに照らし


紫の夜は恋人たちを許す


土は豊穣を生み出し

黒い闇は静かな眠りを


白い光


そして新たな一日を迎える



きっと


私も同じ色をまとって

ただ身を任せている


ただ生命の一つとして

そこに在る



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る