第3話 見切り発車
見切り発車というその字の名の如く、それは無残なものであった
まず、書類申請、これは所轄の警察署の生活安全課で書類をもらい、あとは法務局なども行ったりして行うのだが
結論から言うと行政書士にお願いした方がいいと思う
理由は警察になめられるからである
警察という組織は国家権力を駆使して本来なら正義を片手に弱い立場の方を助ける筈だが実際には、もしかしたら一部だけかもしれないがダーティーハリーも存在する
それを痛感するとは知る由もなかった
書類審査をする為に担当の生活安全課の担当にアポを取るのだがそれがなかなか取れない
何とかアポ取って1週間、あるいは2週間に一回印鑑や必要書類の有無確認をしていくのがすっぽかされた事も数回あった
警察署に通うなんてストレスなので、たぶんよっぽど熱意がないとこの辺で心折れるのだが、これはわざとである、と後にある弁護士が言っていた
そのあと、どうにか書類も通過して約二ヶ月くらいで許可を取ったものの、何をしていいかわからない自分がいた
そう、私はまったくのど素人であった。
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