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もう……いいや……。
何もかもが嫌になった。このまま生き続けていても仕方がない。そもそも生き続ける意欲が消えた。
それに勇者の末裔である以上、いつ魔族が僕の居所を掴んで襲ってくるか分からない。そうなったら確実に殺される。
怯えながら毎日を生きていくなんて無理だ。いずれ精神が崩壊する。
――僕は腰に差していたナイフを手に取り、束を両手で逆手に握って切っ先を胸に向けた。そして無我夢中で両腕を引き寄せ……。
BAD END 4-7
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