第12話 小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心
いやぁ本日は熱いですね! 日光市も灼熱のプリキュア日和ですわ。地域によっては、土曜日に運動会なんかもあったらしいですね。今日のような炎天下じゃなくてホッとしております。
熱中症対策には水だけじゃなく塩分なども重要です。これから熱くなりますから、みなさん対策気をつけてくださいね?
週一の楽しみのおかげで、わたしの心にも小さじ一杯の希望が降り注いでおります。ということで、冒頭からちょっとしたトリビアタイムいきましょうか。大さじ小さじとよく言いますが、これらの具体的な量は以下の通りです。
・小さじ = 5ml = 5g
・大さじ = 15ml = 15g
小さじ3杯分で大さじになるわけですね。お料理番組ではよく使われる表現なので、趣味として楽しみたい方はぜひ覚えておきましょう。
今回のタイトルからして、やっとこさ菓彩あまね氏の光堕ちイベント発生といったところでしょう。はじめは悪役、そのうち寝返ってプリキュアになるってのはよくあるパターンよ。
・東せつな/キュアパッション
・黒川エレン/キュアビート
・紅城トワ/キュアスカーレット
・ルールーアムール/キュアアムール
この他、プリキュアに限らず多くの『悪役』がプリキュアに味方する熱いシーンがてんこ盛りでございます。もし興味あるのでしたら、過去に放映されたプリキュアシリーズを視聴してみてください。
長くなりましたが、さっそく本編を見ていきましょうか。
冒頭からシリアスシーン。あまねに関する考察を発表するローズマリー。そう簡単に「心を操作」っていう単語が出てくるってことは、マリちゃん、もしや過去の戦いでなんかしら経験あったりするのかね……そういや、オープニングでまだ明かされてないキャラがいたなぁ。
マリちゃん探偵事務所の手配で、あまねが自宅に帰っていることを把握するなかよし三人組。その夜、ゆいがあまねの心情を想像しております。そうだね、心を奪われるのも、失うのも辛いですね。人間にとって『心』とは、単なる『脳の機能』に留まらないのですよ。
三人寄ればもんじゃが美味しい。覚えました。
と、大した前置きなくいきなりブッパですかジェントルーさん。そして寝起きのゆい、目覚ましの代わりにレシピッピのプリーズヘルプミーで起床します。ってか、おまえ寝てる時も付けとるんかい。ああでもこのシーン、いかにも『ごくフツーの女子中学生』って感じでほのぼのしますね。せめて髪型くらいは整えてけよ。
ゆいが『休日は遅くまで寝てる』派なのが判明したところで、さあ早速バトりましょうか。
完全に心を操作されているジェントルーと「ゴーダッツ」という単語に反応するマリちゃん。色々と含むものがある展開ですが、ここでキュアプレシャスが必殺技ぶっぱ。それは失敗フラg――あれ? フツーにできたわ。ちょっと急ぎ足なんじゃない?
さんざん気にさせておいて視聴者に見せることのない『フルーツパーラーKASAI』のカード。これはきっと生徒会長の黒歴史に違いないな! ――なわけないわね。黒歴史をお店のカードにするとかどんな精神攻撃だよ。
みんなで生徒会長を救い出すぞ! という展開と、おばあちゃんの知恵袋が飛び出しました。
『小さじ一杯、大事な一杯』
冒頭で書いた通り、小さじはたったの『5ml』です。ですが、お料理の世界ではこの5gが勝負を決定づけます。調味料なんかは特に意識しないと大惨事になるので、きちんと計量しましょう。「あ、ちょっと甘すぎかな? ――ちょっと塩足しましょう」的なことを連続するのは破滅フラグです。いいタイミングなので、ここで調味料の優先順を示す『料理の"さしすせそ"』を紹介しましょう。以下の調味料を使う時は、基本的に"さ"から順番に使っていくようにしましょう。
・さ = 砂糖
・し = 塩
・す = 酢
・せ = 醤油
・そ = 味噌
醤油は昔『せうゆ』と呼ばれていた名残のようです。砂糖はこれらの調味料の中で、比較的多めに使用しますね。具材を柔らかくして他の調味料の味を染み込ませてくれるので、一番最初に使うのが肝です。
塩は分子が小さいのでサッと味が染み込んでくれます。ただ、塩の『調味料力』はかなりのものなので、間違ってドババ! と入れるとタイヘンなことになるので最新の注意をはらいましょう。
残る『酢・醤油・味噌』は味だけでなく風味にも強く影響します。風味は熱に弱いので、これらは味の調整、つまり火加減を弱くして、最後のシメとして追加するのが理想でしょう。
なんにしても挑戦することが大切です。っということで、今日の夕飯は自分で作ってみてはいかがですか? ちょっとした炒めものならカンタンですので、早速これらの調味料を使ってみましょう!
あーまたらんらんがイタズラっ子な顔してる。彼女の「考えがある」はとても魅力的ですね。さて、どういった仕掛けを用意しているのでしょうか?
なるほど。名付けて『ウソ投稿でジェントルーを説得(物理)しちゃおう作戦!』って事ですね!
そしてジェントルーの腕をひっつかんで話し合いを望むゆい。「はなせ」とジェントルーは言い「はなすよ」とゆいは言う。おまえら日本語であそぶんじゃ――いや、ゆいの事だからマジで言ってるかもわからんぞ?
朝からハンバーグ……実は良い選択だったりします。いつぞや書いた通り、三大栄養素のエネルギー量は以下の通り。
・糖質 = 4kcal
・脂質 = 9kcal
・タンパク質 = 4kcal
脂質が最もエネルギーを生み出せるんです。なので、朝からエネルギッシュなパワーがほしい方は、むしろ朝から脂質をガッツリ食べるってのも選択肢だったりします。
ただし、脂質は他の栄養素と消化ルートが異なるので、大量に食べると胃もたれを起こします。ほどほどの量を朝食として食べて、腹に溜まった脂質でお昼までガンガン動き回りましょう!
しっかし、こいつらいっつも腹減っとるなぁ。おまえらの胃は宇宙か。いくらエネルギーが必要な女子中学生ったって、そんなに食ったら腹に溜まるぞ?
って、拓海くんじゃん。キミどこにもいるよね。
そして、心を操作された本日のジェントルー、わたしの主観でしょうか、いつもより迷いの無い声色ですね。声優さんの痒いところに手が届く演技、脱帽します。
異世界に消えていくゆいたちを見て「やっぱりゆいを巻き込んでいたのか!?」と――コレですよ! このフレーズですよみなさま。ローズマリーの正体とかゆいがそこにいる理由とか、ありとあらゆる可能性よりも前にこの台詞が出てくる。これは拓海クン、ゆいちゃんに思うところがある感じだね?
さあプリキュア恒例の、相手の攻撃を受け流しつつ「話がしたい!」のターンです。えー、プリキュアの世界では、基本的に『精神攻撃』は悪役の常套手段です。しかし、プリキュアが「話がしたい!」と宣言した時は、悪役に対して強烈な精神ダメージを与えることができます。この精神攻撃を喰らったが最後、どんな悪役もコロッとやられてプリキュアに生まれ変わっちゃったり、悪役の座を退いちゃったりする。ほんとね、プリキュアの「話がしたい!」は悪役にとって恐怖のフレーズかもしれませんね。
なんていうジョークを書いてる間にもうクライマックスですよ。どんな攻撃にも耐えるプレシャス。その心と、プレシャスの「あまねさんとトモダチになりたい!」という言葉。そして、生徒会長の愛を証明する、フルーツパーラーKASAIのカードを見せつけます。
そっからの展開がもうアツすぎてやばい(語彙力)。なんだろ、プリキュアたちの想いを盛り上がりMAXなBGMが彩るじゃん? でさ、ひとりの『トモダチ』のためにプリキュアたちがんばるじゃん? ――プリキュアで涙するオッサンが日光市に出現しましたよええ。
こういう展開、好きです。
見事『菓彩あまね』を取り戻したプリキュア。これでめでたしめでt――おや、拓海くん。そこでナニしてるのかなぁ? ふしぎなアイテムも所持しておりますし、アナタやっぱり含むものがありそうですねぇ。
さて、今回あまねさんを助けたとおもったら、今度は拓海くんにまつわるエピソードが続くようです。ってことは、しばらくあまねキュアは登場しない感じかな?
っと思ったら、なんか新プリキュアの名前が公表されとる。えーっとなになに? 『キュアフィナーレ』とな?
女の子、金髪、フィナーレ――うっ、アタマが。
いやいやもう3話過ぎたからダイジョーブだよ。脚本も虚淵玄氏じゃないし。そもそもプリキュアに首ちょんぱとかやめとけやめとけ。
お食事系におけるフィナーレ、そしてフルーツパーラーとなると、つまり『食後のデザート担当』ですかね。まあ、このへんは今から考えることじゃないし、今後の展開を楽しみにしておきましょう。
ということで、本日も熱い戦いを繰り広げていただきました。プリキュアからもらった元気を胸に、今週もデリシャスでパーティーな一週間にしていきましょう!
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