「絆創膏」によせて
怪我をしたときに絆創膏を貼ると、すぐに治るような気がして、ほっとします。
擦り傷、切り傷、うっかりむいちゃった指の皮……。
様々な場面で活躍してくれる助っ人のような存在です。
一方、目に見えない傷を治すのって難しいですよね。特に心の傷。
傷の深さによっては、何年もかかってしまうし、治っても精神的な衝撃によってまたパックリと開いてしまうこともあります。
大人になるにつれて、心がもろくなったなあって思うことが増えました。なんてことないはずの言葉にも敏感になってしまったんです。
愛情があることはよく分かっているのに、勝手に傷ついてしまってズルズル引きずって。我ながら面倒くさい性格だなと思います。
心にとっての絆創膏って何なんでしょうか。誰かからの優しさ?それともおいしいもの?睡眠?
最近注目されている水に濡れても大丈夫な絆創膏のようなものが、心にも使えたらいいのにな。
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