「あまのじゃく」によせて
「●●には気を付けたほうがいいよ」
「●●と付き合ってるんだって?びっくりい!」
こういうことけっこうありますよね。私は何度も経験しました。
私が誰とどうなろうと、誰と友達になろうとかまわないじゃないってそのたびに言ったり心の中で思ったり。言える相手なら「ほっといてよ」と言えますが、けっこう口調が強い人だと言えずにモヤモヤしちゃうんです。
気持ちはよく分かるんです。かつて私もそういうこと言っていたから。
でも、かかわりの自由を奪う権利ってないですよね。むしろ奪っちゃったら人権侵害にならないかななんて最近考えたりもするんです。
もし、今、私の大切な女友達が、私の元カレと付き合うって決めたら、
「あなたがそう決めたなら付き合ってみたらいいと思う。でも、慎重に行動したほうがいいこともあると思うから焦らずにね」
と言って応援したいです。実際できるかなって心配だけど、でも、その人が決めた道を閉ざすのは大人げないなとも思うので、そっと祝福します。
本当は「好き」が残っているはずなのに、「あのときは好きだった」はずなのに、ついつい嫌なことばっかり思い出されてひどいことを言っちゃうのもあまのじゃくなんでしょうね。
現在、そんなときがたまあにあります。特に元カレが住んでいた町が、テレビのグルメ特集なんかでクローズアップされたときなんかに……。
最低だと思うんですが、町の名前が出た瞬間虫唾が走るんですよね。たくさん感謝しているはずなのに。たくさんありがとうを言いたかったはずなのに。
私もあまのじゃくを卒業して、早く大人にならなければ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます