第3話 碧唯との再会
夕雫と会った次の日、僕は学校に行っていた。学生だから行かないといけないけどさ。
そしていつものように学校行き、席に座り。最近ハマっている、ロールプレイングゲームをやる始めた。このゲームは異世界に転生したプレイヤーが、悪者を倒しつつ、ゴールを目指すというストーリーだ。まあ、面白いが課金しなければいけないポイントが多く少し嫌だが、ゲーム自体は面白いので好きだ。
そんなこと考えながらしていると、後ろからものすごい勢いで背中を押された。何事かと思ったら、汐音だった。
「いてえよ、押すなや。」
「あはは、ごめん。力そんなに入れてなかったつもりなんだけどね…」
「そっか。」
そして、僕はまたゲームを再開。
しばらくして、汐音に向かって
「おい。どうしたんだよ?いつもみたいに絡んでこないのか?何かあったのか?」
としびれを切らしてといつめた。
いつもは僕が無視もしくは塩対応すると、こっちがげんなりするくらいしつこいくらいにかまってちゃんなのに、今日はそのままだからだ。
何かあるって思うしかないでしょ。
「何があったんだ答えやがれ!」
「ここじゃ、ちょっとまずいから… 昼休みに中庭に来てくれ。」
「今じゃダメなの?」
「うん、そうだね。」
「そうか」
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そして昼休み
約束通り中庭に来た。
一緒にお昼を食べながら話そうということだった。
なので、お弁当を持ってきているんだけど、いくら待っても汐音が来ない。
さっさときやがれ!
「令央、ごめーん!購買が混んでて。」
「そうか。」
むしゃむしゃ・・・・・
「それで、お前はなんで今日そんなに変なんだよ。」
「実はー告白された…」
「はぁ?そんなことでかよ?おまえならいつものことじゃないのか?」
「いつもは興味がない子からのが多いんだ。でも、今回のは、僕が興味あった子からだったから。」
なるほど、両想いってやつか。そりゃあ、気になるか
「そんでその子はどんな子なのよ?」
「そういうと思って、呼んでるよ。見た方が早いでしょ?」
ふむふむ。
そこで、女の子が登場。
「えっと、
そう言って、いた。三上というのは汐音の苗字だ。
それにしても、なんかこの声、聞いたことあるんだけど・・・・・
そう思って彼女の方を見ると
まさかの相手だった。夕雫の幼馴染:星原 碧唯だった。
なんでお前が?
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