光の水玉
見上げた時の 煌めきが
鼓動を一度 大きく鳴らした
味方に出来ないか?と
手を伸ばしてみたんだけどね……
掴むには少々 躊躇してしまいそうな太陽に
眩しさに目が眩んで 両手を膝につく
小さな風が こっちにおいでと
少々伸び過ぎた枝で 手招きさせた
木陰の地面に描かれた 光の水玉
僕の足元から 優しく包み込む
僕には あの煌めきより
この揺らめく水玉の方が 似合っているんだな
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