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そよ、そよ
あれ?
風……かな?
ペン太は羽毛に微かな風を感じた気がした。
ぴた
動きを止め、感覚を研ぎ澄ます
……
気のせいかな?
何も感じない。
「ま、いっか」というように、
くちばしをパクッとひとつ開けて
とて、とて、とて
ペン太は再び歩き出す
何もない、
真っ白な世界を
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