【外伝？】ふわたんとサーユ

千本桜

私は魔獣の角うさぎ、まだ名前はない。

ある日人間に捕まってしまった。

群れを作る習性のあるはずの角うさぎ達の中で異質な存在で意思？がハッキリしている事にある時気付いてから群れに居ずらくなり自然と1人で行動していた。

その日も草原でほかの角うさぎが人間狩られて行くのを横目に見ながら1人で行動していた時油断をしてしまい人間に捕まった。

殺意が無かったので油断していたのだが角うさぎを狩らないで捕まえる人間なんて今まで居なかったのだ。

何とか逃げ出そうと暴れたがどうにもならず何度か場所を移されて大きな入れ物の中に入れられて放置されてしばらくすると不思議な魔力の子供が大きな入れ物にはいってきた。

面白いと思いじーっと見ていると、

「あ、うさちゃん！」

(きゅぅぅぅ)【話しかけられた】

「うさちゃん、おなまえは？」

(きゅっきゅっ！)【名前なんてないよ！】

「わかんなぃ、ふわたん！うさちゃんはふわたんね！」

子供が名前をくれた！

その瞬間何だか身体が暖かくなり幸せな気分になった。

ぼーっとしていると籠から出され抱きしめられる。

その温もりに一層幸せな気分になり自分も微睡んでしまったのだった。

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超短文ですみません。

時々2人の大冒険をどちらか視点で書いていこうなと思ってます(笑)

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