　アメリカの話だ。

　森で動物保護団体が『ホッキョクグマ』を見つけ北極へ帰した。

　しかし、その『ホッキョクグマ』は仲間と馴染めず、今度は北極探検隊に保護されてアメリカへ戻ってきた。

　施設に送られ他の『ホッキョクグマ』と同じ部屋にいられるが、そこでも虐められる。

　ある職員が、そのあまりの馴染めなさをおかしいと思い調べたら『ホッキョクグマ』ではなくアルビノの『クマ』だったのだ。

　アルビノの『クマ』は元々いた森に帰されたそうだ…。

　人間ってロクなことしねぇ…。

　このクマ『アンラッキーベア』として有名なんだそうだ。

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